キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

「人生の優先順位」を明確に。捨てることは拾うこと。~キドリハ通信第7章1話~(事故から6年と317日目) 2022年02月12日 16時18分35秒

久々のキドリハブログを、少しずつ再開するつもりです。前が6章だったので、7章のスタートです。

 

 

先日、2人ほど、「キドリハの更新が無いね」と言われました。
2人とも、意外な人で、東京と、長崎の友人でした。

 

 

 

しかも、東京の友人は、読んでくれてるのは友人の奥さん、とのことで、自分のコトを、どこかで誰かがみてくれてると思うと、有り難いなぁと。

 

 

そんなきっかけもあり、もう一度、自分の原点であるキドリハ日記にかえってみようと思いました。

 

 

約一年半前から、HDAという事業を始めて、そのタイミングで、noteで自分なりの考えとかノウハウを書きためてきました。

HDAメンバー3名の学びを投稿

 

 

 

最初に、記事100本を掲げて、そろそろ達成がみえてきたこともタイミングかなと思ってます。

 

 

 

100本達成するまでは、note7、キドリハ3くらいにして、、、
100本達成したら、その割合を逆転させて、継続する感じでいきます。

 

 

 

何事も、習慣化は無理なく、少しずつ。

 

 

さて、今日のタイトルですが… 最近、一つの目標を捨てました。

「チェアスキー でパラリンピック に出場する」という目標です。

今シーズンのスキーシーズンに入る前に、決めました。

 

 

理由の一つは、実力不足。
昨シーズン強化指定選手に選ばれなかったこと。

 

 

 

もちろん、落選したから、もーいいや。 となったわけではありません。

落選してからさらに、自分の課題とタスクに落とし込んで、進もうと、再プランニングしました。

また、チェアスキーのシートを新調して(それまでは既製品のシートだったので)、パワーアップして今シーズンに臨むつもりでした。

 

 

しかし、 理由の2つ目、家族の時間を犠牲にしすぎること。

 

ここ2年は、毎週末をスキーのトレーニングに宛てました。

 

本来は、平日も含め毎日滑らなければ上は目指せませんが、自分や家族の生活を維持することの方が大切なので、

 

平日は仕事、週末はスキー、というスケジュールでした。

 

週末、長野か新潟へ。

 

 

 

金曜夜に出て、片道約7時間。 スキーのトレーニングを終えて、日曜夜中に神戸に帰ってくる。
それが、ここ2年の冬の週間ルーティンでした。

 

 

 

でも、一方で 家族の将来のことより、自分の夢の比重が高すぎる夢でした。
前述したように、目標達成には、さらに自己実現に比重を高め、その他の時間を削る必要がありました。

 

 

 

昨シーズンを昨年5月に終えて、夏に奥さんと話して、スキーの目標を捨てることを決めました。
家族と話して、自分を俯瞰して、冷静になると、優先すべきは明確です。

 

自分の将来の夢と、家族の今。

 

 

家族の今には、将来の家族の夢が託されてます。

 

子どもの成長、子どもの将来の夢。3歳の子にはまだ明確な夢はありませんが。
さらには、スペイン移住、日本食レストラン。そして、夫婦それぞれの仕事での夢。

 

 

他に目指すべき夢がたくさんあります。
優先順位は明確でした。

 

 

 

自分の目標<家族との夢。
優先順位が明確である、自分の価値観に誇りをもって、目標を捨てました。

 

 

スキーでパラリンピック 出場の夢は、 進む覚悟もあれば、 立ち止まり、引き返す勇気もあるはずと信じて。

 

 

今日のタイトルのもう1つ。
捨てることは、拾うこと。

 

 

何かを失ったときは、障がい者の真骨頂。
ブライトサイドに注目することです。

 

 

スキーの目標を1つ捨てると・・・拾ったものに目を当てましょう。
仕事、収入は、昨シーズンを終えた5月の頃と比べて、約2倍になっています。
時間が飛躍的にのびた分、仕事のパフォーマンスもUPしてます。間違いなく。

 

 

 

そして、夢が増えました。
仕事もNPOも含め、目の前のミッションが増えると、
その分、ビジョン(夢)が増えます。
できることが増えると、やりたいことも増えます。
そんな風に、拾った夢が増えました。

 

 

 

そして、家族との時間。
毎週末、家族との予定を一緒に考えて、一緒に過ごす。
買い物に行って、翌週の食料を買い込む。
今日みたいに、子どもと公園で遊ぶ。
そんな日常に、子どもの成長を感じる一瞬がよくあります。

 

 

これを見逃していたかもしれないと思うと、
自分の決断を正かったと近い将来思えるよう、

 

 

 

捨てた後悔より、拾った希望に光を当てて。

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