キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

2015年11月4日、入院157日目 。(事故から216日目。) 2015年11月04日 16時23分57秒

皆さんおはようございます。
祝日明けも、木戸ですよ。
さて、昨日の配信は『サッカーファミリー』の話でした。
今日も、『家族』の話をしたいと思います。
先日の日曜日は、兄の家族と会うために病院から荻窪まで行ってきました!
荻窪まで1時間40分の長旅ですが、
今の病院に転院当初、母親は毎日荻窪から通ってくれていました。
母親が通ってくれた道のりを体感すれば、母親の大変さを少しは理解できるかな~と思い、
一人で荻窪まで行こうと決意。
バスから小田急線へ。そして、新宿駅で乗り換えてJR中央線へ。
中央線は初めてでしたが、小田急線と同様、駅の係員がついてくれてホームまで案内してもらいました。
新宿駅は、各路線のホームが入り組んで、人も多く混雑しています。
駅員さんが人をかき分けて案内してくれるのですが、
「は~い!車椅子通りま~す!!」と大声で叫びながら通路の真ん中を進んでいくので、
まわりの人が勢いよく左右に避けていきます。もう、モーセの気分で恥ずかしいこと恥ずかしいこと、、、苦笑
「あの、自分で避けながら行くので叫ばなくて良いですよ。」さすがに恐縮してしまいました。
電車に乗り込む時も、僕より先に列に並んでいる人までかき分けて電車のドア前をあけようとするので、
「皆さん乗り込んでからでいいですよ。」
何事も、やりすぎ注意です。笑
やはり新宿の乗換えに時間がかかり、結局荻窪に着いたのは病院出発から2時間以上かかりました。
初めての路線、乗換が多い道のりは、予想以上に時間がかかることを再認識。
その分、余裕をもって出発していて良かった。そういう意味でも慣れてきました。
そして、毎日この道のりを往復して手伝いに来てくれていた母親に、改めて感謝です。
ありがとう。
そして、兄と、お義姉さん、甥っ子2人と一緒に食事をしました。
兄の家族みんなと一緒に食事をしたのは、兄が以前東京にいた頃だから、4,5年ぶりくらいかもしれません。
怪我をしていなかったら、改めて家族みんなでご飯を食べる時間もつくらなかったなぁと。
奥さんや、兄弟、両親と過ごせる時間が大切なんだと気付くことができたのも、怪我の功名ってやつかもしれません。
怪我が無かったら、おじいちゃんになって、死ぬ間際まで気付かなかったかと思います。
そう考えると、やはり自分はツイてるツイてる。
でも、当日は奥さんが祝日・出勤で一緒に来れなかったので、
じゃあ、散歩がてらみんなで奥さんに会いに行こう、ということで、みんなで銀座へ。
事故後初めての東京メトロに乗って、荻窪から銀座へ。写真は、銀座の交差点を車椅子から見た様子です。前から人の波が襲ってきます。
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銀座店で店舗にいた奥さんと会って、ついでにショッピングもして、
家族で過ごした日曜日も、素敵な休日になりました。
甥っ子たちも終始テンション高くて、それを見てまた嬉しかったです。
でも、ロマンスカーに乗りたくて拗ねていた長男、 今度はロマンスカーに乗ってお見舞いに来てね。笑
「木戸に言われなくても分かっとるわ!」
そう言いたい気持ちをグッとこらえて聞いてください。家族との時間て、思ってる以上に貴重で、かけがえのないものです。
約半年前の事故当日、死にかけていた僕のベッドの周りには家族が集まっていました。
正月にも誰かが仕事の都合で抜けている、ココ10数年くらいはそんな感じです。
家族みーんなが集まれる時って、死にかけた時くらいしかないかもしれない。(あとは結婚式くらいかな)
「ま、またいつでも集まれるし。」家族って、そう思うもんですよね。
そう思っていて、次集まる時は誰かが倒れた時かもしれない。(縁起でもないですが)
だからこそ、家族の健康と、家族と過ごす時間を大切に。
「 あなたが生まれたとき、あなたは泣いて周りが笑っていたでしょう。
だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って周りが泣いているような人生を歩みなさい。 」
以前も紹介した、僕が大好きな ネイティブ・アメリカンの 教えです。
僕は、死ぬことなく、それを身に染みて感じることができました。
ツイてる、ツイてる、今日もツイてる。
今日もくさーい話でした。
ちょっとトイレに座りすぎたかな。苦笑
ではクンレン行ってきます!!

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