キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

2015年9月3日、入院95日目。(事故から154日目。) 2015年09月03日 20時12分00秒

皆さんおはようございます。

昨日はまた真夏のにおいがする日中でした。
気温差が激しい最近なので、体調管理には気をつけたいものです。

今日は入浴の日なのでこの後しっかり汗を流したいと思います。
その後すぐ汗だくになるんですが。苦笑

昨日、会社の上司お2人がお見舞いに来ていただきました。
昨年度の約1年間、ご一緒した仕事が楽しくて仕方なく、自分を成長させてもらった思いが強いだけに、久々にお会いして社会との接点を近くに感じて、会社復帰のカタチを具体的に考える時間になりました。

どのような社会復帰、会社復帰になるかは、自身でも常日頃から考えていることではありますが、自分の自立度にも左右されると思っています。

リハビリでの課題に直面するたびに、「コレを乗り越えないとハンデになるな」と意識したり、逆に、課題をクリアすると、「コレでまた以前のような社会復帰に一歩近づいたな」と考えます。

例えば、バスや電車での外出訓練をクリアすると、公共交通機関で移動は可能だな…だけど、移動に事前連絡や計画性が必要なので、得意先からの急な対応をするのに自分だけでは制約があるな、とか。

また、通勤ラッシュ時に車椅子で電車に乗るのはやはりハードルが高すぎるな。
といった感じで壁にぶつかって、クリアする度に復帰のカタチをより具体的にイメージしていきます。

今週、以前紹介した頸椎損傷の方が退院していかれました。

その方はこう言っていました。

「会社に復帰するにあたり、元々自分がいた営業部ではなく、総務部か人事部に戻るんだ。」と。

その方は、指先にも麻痺が残っています。復帰後は、PCやプリンター、コピー機を自宅に用意して在宅勤務のカタチをとるそうです。

頭は以前のように考えられるけど、体は以前のようには動かせない。

社会への復帰の道が整っても、会社への復帰はまたよりハードルが高い。
仕事って、基本的に人のために働くことですもんね。

自分のことだけじゃ足りないんですよね。
複雑ですよね。

自分ができると思っていても、周りはどこまで思っているかは分かりません。

もちろん、僕は、あくまでも以前と同じ部署で、同じワークスタイルでの復帰のカタチを目指しています。できると思ってます。

でも、現実はまだまだ細かい問題が多々あります。

訓練が順調なので、その先のステージに目がいきがちな今週ですが、リハビリは今日も明日も続きます。

目の前の訓練に一所懸命で打ち込みたいと思います。

「過去のことを思っちゃダメだよ。 何であんなことしたんだろ…って怒りに変わってくるから。 未来のことも思っちゃダメ。大丈夫かな、あはぁ~ん。 不安になってくるでしょ? ならば、一所懸命、一つの所に命を懸ける! そうだ!今ここを生きていけば、みんなイキイキするぞ!!」
by 松岡修造

 

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