キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

2016年4月8日、新生活118日目。(事故から1年と4日目) 2016年04月08日 20時51分07秒

vol.63キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第2章~

 

 

皆さんこんにちは。

 
今日も、手術明けの、木戸ですよ。

 

 

 

手術は無事終了しました。
無事終了したのと、子どもができるのとは別問題だけど、、、
今は信じて不妊治療を続けるしかないですからね。

 

 

 

引き続き、自分と自分の精子くんを信じて頑張ります。

 

 

 

予定はしてなかったんですけど、
甥っ子のめんどうを見るため に東京に来ていた母親が病院まで来てくれました。
術後、病室で話をしました。

 

 

喋りすぎて、喋りすぎて、
口につけてる酸素マスクが相当重宝してました。笑

 

 

母親ともクラウドファンディングのことを話していました。

 

 

 

「クラウドファンディングで色んな人に応援してもらって、良かったなぁ。ホンマにありがたいなぁ。恐縮やねぇ。」

 

 

って。
本当にその通り。

 

 

クラウドファンディングで多くの方々に支援・情報拡散していただいています。
クラウドファンディング以外でも、多くの方に励ましていただきました。

 

 

感謝、感謝、感謝を通り越して、恐縮するくらい感謝です。

 

 

でも、恐縮するから、前よりもっと「頑張らないと。」って思っています。

 

 

「応援の気持ちに応えるためには、どうすれば良いんやろうなぁ。」

 

 

ボソって言うと、

 

 

「歩くしかないやろ。」byオカン

 

 

そう、そのとーり。笑
まずは自分が歩くこと。それが一番。もちろんです。

 

 

 

同時に、周りの人、例えば脊損の人たちが前を向けると良いなぁと、
改めて思います。
自分が前を向かせてもらった分、今度は自分が、誰かが前を向くキッカケになれたら良いな、と。

 

 

健常者だって、前向きな人もいれば、常に後ろ向きな人だっています。
人の足を引っ張ってばかりの人だっている。
人のせいにしてばっかりの人だっている。
口だけで何も動かない人だっている。

 

 

運が良いことも、悪いことも、平等に起きるんだと思います。
でも、何が運が良くて、何が運が悪いと思うかは、その人次第なんだと思います。

 

 

だから、自分が他の人よりも少し苦労して子どもを生む活動をしているけど、
もっともっと苦労している人たちだっているし、そもそも子どもが生まれることはすごい奇跡なんだな、
って、そんな大切なことを実感通り越して痛感できている機会でもあります。

 

 

それを実感できる今は、
甥っ子たちは自分の子ではなくても今までよりもっともっと、クソがつくほど可愛いし、
心から、「とにかく元気にすくすく育てよ!」って、父親みたいな感情が出てきます。

 

 

友人が子どもが生まれた!って聞くと、心の底から「おめでとう。」って本当に思います。

 

 

電車で泣いている子どもを見ただけで、「いいぞいいぞ。泣くのが子どもの仕事や!」
って思っている自分がいます。

 

 

健常者の自分が、そこまで思えていたのか?
それは何とも言えないけど、今の感情は、今の自分だからこそ生まれる感情だと思うんです。

 

そんなことを想う・・・
手術後の、今の心境を書いておきたくて、
今日もキドリハブログを書いています。

 

 

「どんなに悔いても過去は変わらない。
どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。
いま、現在に最善を尽くすことである。」

 

by 松下幸之助

 

 

だから、今は周りの人より可能性は低くても、
確率にすれば、体外受精で子どもができる確率が30%でも、
とにかく自分(の精子)を100%信じて今できることをやろうと思います。

 

 

では、また次回。

 

 

260

コメントを投稿する

すべての項目を記入して『投稿する』ボタンを押してください。パスワードは投稿したコメントを編集・削除する時に必要になりますので、忘れずに覚えておいてください。

編集