キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

『大学生の自分へ』2018年7月24日(事故から3年と108日目) 2018年07月25日 01時02分16秒

Vol.15 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第6章~

こんばんは。
先週、茨城県に行き、流通経済大学で講演をさせていただきました。
流通経済大学、通称『流経(リュウケイ)』は大学サッカーでトップレベルなので、
筑波大蹴球部の僕にとっては「ライバル」という意識がめちゃくちゃ強いんです。

 

 

今回の講演にはサッカー部の学生もいると聞いていたので、
どんなリアクションをするのか、いつもよりドキドキしました。

 

 

そして、今回は2年生⇒1年生⇒3年生の順番に、
90分×3限分=270分。しゃべり倒しました。

 

 

せっかく1日のうちに3学年の学生に話すので、
自分自身も飽きないように、「大学●年生の自分に伝えたいこと」というテーマで話した部分を紹介します。

と、その前に、学年によって学生の印象は全然違いました。

 

 

まず2年生。
真面目だけど探り探りの雰囲気。
将来に希望と不安が入り混じる複雑な感じ。

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続いて1年生。
2年生よりも元気ハツラツ。
大学生活始まったばかりでイキイキ。
でも、中盤少しバテてたかな。

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最後に3年生。
最初から最後まで集中してよく話を聞いてる。
でも、ワーク中にみんなの様子を見てまわってると、
白紙の子が。「夢なんて無いよー」って本音もボソリ。

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1年の差で、こんなにも心情が変わるのも、学生生活の面白さかな、と。

 

 

 

さて、今日は当日の講演で話した、「大学●年生の自分に伝えたいこと」を紹介したいと思います。

 

1年生の自分へ。
「読書」しよう。

親とか学校の先生が言いそうな
僕自身、本を読むのがとても苦手でした。
でも、交通事故に遭って入院すると、みんなが本を持ってきてくれます。
おかげさまで、修造カレンダーは3冊いただきました笑
でも、いただいた本は、本の感想を伝えるために、必死になって本を読みました。
そうして数十冊、数百冊と本を読んでいると、色んな人の考え方を知り、
自分の気持ちを整理する術を学べます。

そして、どんどん将来に希望が持てるようになりました。
今では読みたい本が貯まる一方。でも、社会人になると本を読む時間と余裕がなくなってきます。
だから、大学1年生に戻ったら、ぜひ本を読むことをすすめたい。

興味ない本を無理して読まなくていい。
表紙を見て、タイトルを見て、この本面白そう!!と思った本から読んでみて欲しい。
将来の自分が「こんなことをして生きていきたい!」って
行動にうつすのは時間も労力もかかるから、まずは本を読んで下見していこう。

そして、「この本面白い!」っていう本に出合ったら、
その本を書いた著者に連絡してみよう。
僕の奥さんは面白い本に出合ったらその著者に連絡するんです。
著者も、連絡してくる人なんて珍しくて、結構返事を返してくれたりします。
もしかしたら、連絡がきて、会えることになるかもしれない。
返ってこなくても、連絡するだけなら無料ですから☆

 
2年生の自分へ。
「人に会いに行こう」。
行動にうつしてほしい。
夢を見つけるために、自分が「やりたい!」と思うことを見つけよう。
やりたいことを見つけるために、「この人面白い!」って思った人に話を聞きに行こう。

やっぱり、人の心を動かすのは『体験談』とか『失敗談』だと思うんですよね。
だけど、やりたいこと全部にぶつけ本番で勝負をかけると、
失敗した時の代償も大きいから。(もちろん、失敗も貴重な経験にはなるけど)

とにかく興味のある人に会って、興味のある話を聞きまくって、
疑似体験をしまくって欲しい。
すると、自分が「やりたい!」と思う体験談を聞いてると、
「くやしい」とか「うらやましい」とか、そんな感情がわきあがってくるもんです。
それが、夢を見つける第1歩だと僕は思ってます。

 

 
3年生の自分へ。
『体験』しよう。

本を読んで興味のあることを探して、
多くの人と会って「やりたい!」と思うことができたら、、、
とにかく「行動」にうつしてみよう。

百聞は一見に如かず。
100人の体験談を聞くよりも、
自分で1回体験した方が、絶大な影響を与えるハズ。

体験を通して湧き出てくる「生の感情」を大切にして欲しい。

社会人になると、やりたいことを体験する余裕なんて無くなります。
僕も、事故が無かったら、6か月間夫婦でオーストラリアに滞在する経験なんてできませんでした。
1人でスペインに行く経験なんてできなかった。

大学3年生。
4年生に向けて最後のチャンス。
是非、体験しよう。

 

 

アインシュタイン先生も、こんな言葉を残しています。
『何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。』
byアインシュタイン

 

 

では、今日はこのへんで。
また次回☆

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