キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

Part2:2016年3月6日、新生活86日目。(事故から339日目) 2016年03月06日 20時49分38秒

vol.41キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第2章~

 

皆さんこんばんは。

 
今日は久々の1日2回配信です。

 
今回は、「慣れとダレ」について話したいと思います。

 

 

 

中学生の時、先生が「慣れがダレにならないよう注意しましょう。」という話をしてくれました。

 

細かい話はあまりハッキリ覚えていませんが、上手いこと言った感がにじみ出た先生のドヤ顔を今でも覚えています。笑

 

 

まあ、難しい話ではなく、
人間、新しい環境におかれると最初は緊張感を持っているが、だんだん環境に慣れてストレスがなくなって心地よくなってきます。
慣れた状態は良いストレスバランスですが、それが行き過ぎると、緊張感がなくなり意識や態度がダレていく…というような内容だったと思います。

 

最近、よくこの言葉を思い出します。

 

僕も、退院後約3か月が経ちました。

 

 

1日の生活にも慣れ始めてきて、リハビリも外出も難なくこなしています。

 

しかし、順風満帆なことばかりではありません。それを、忘れてダレてはいけないなと気を引き締めています。

 

例えば、その1つに排せつの失敗が挙げられます。

 

昨日の晩も、トイレに行く前に失禁してしまいました。お恥ずかしい話ですが、要はお漏らしです。

 
体の調子から、昨日はリハビリパンツ(要はオムツ)を履いていたので、大惨事は避けられたものの、これが外出中だったら、と考えると恐ろしくて仕方がありません。

 

そこで、慣れがダレにならないようにやっていることがあります。

 

それは、排せつに関する「IN/OUT表(インアウト表)」の管理です。
これは、 自分で排尿・排便の管理をするために 入院中から継続してつけていました。(看護師さんのススメで始めました)

 

 

画像がそのインアウト表の一部です。(写真は3月5日、昨日の表です。)

 

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表側は自己導尿を実施した時刻を、

 
表頭はその時刻までの飲水量(IN)と自己導尿で排出した尿量(OUT)をまとめています。

 
また、その時の尿の濁り具合を5段階で評価し、濁り0は無色透明、5に近づくほどより濁っている尿を表し、尿路感染を防ぎます。

 

濁りが強くなった場合は、飲水量を増やして体内の汚れた尿の入れ替えに努めます。

 

また、毎日2回の摘便で排泄した大便の量を拳の大きさで表します。(想像すると汚いので想像しないでください。)
3月5日の夜の排便では拳3個分の大便が出ました。僕の定義では、拳3個を超えた排便量の場合を『ドラゴン』と称し、

 

ドラゴンが出た日を『ドラゲナイ(ドラゴンナイト)』と呼んで管理しています。

 

 

ドラゴンが出た最は表のセルを赤色で網掛けをしています。

 

それによって、ドラゲナイの頻度を把握し、今後の排せつにおける「傾向と対策」を検討する狙いを持っています。

 

また、1日だけでなく、1週間、さらには1ヶ月間の排泄量を確認することで、傾向をふまえた排泄対策を心がけることが可能になります。

 

 

例えば…
ザックリですが、僕の場合は、だいたい2週間に1回のペースでドラゲナイを迎えます。

 
なので、2週間くらいのスパンで、ドラゴンを警戒してリハビリパンツを履く、そんな対応にしています。

 

また、最近は、尿漏れも以前よりひどくなっている感覚があるので、今日から尿漏れの項目を増やして記録し、どんな時に尿漏れが多くなるのか、尿漏れ傾向を調べようと思っています。

 

こうして、生活の慣れがダレることを防ぐ工夫をしています。

 

リハビリもダレないよう、ほんの少しずつでも小さな目標を立て、クリアを目指すことでリハビリのダレを防ごうと思っています。

 

 

慣れがダレにならないように。

 
これは、仕事やスポーツ、そして人生においても共通のことかもしれません。

 

 

よーし、明日からまた1週間が始まります。

 
頑張っていきましょう。

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