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Qolo:筑波大学(日本) 利用者一人で移乗・着座の移行を可能にし、立位状態で走行できる電動車椅子 キドリハ(男性/34歳)2020年12月22日 08時19分01秒

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【Qolo(コロ)@筑波大学:Toyota Mobility Unlimited Challenge (TMUC)結果発表】
コロナの影響もあり、プレゼンがアメリカ開催からオンライン開催になり、発表も何度か延期になりながらも、先週(木)に結果が出ました。
●まずは結果から。結果は、残念ながら、グランプリを獲ることはできませんでした。
もちろん、グランプリに選ばれなかったことはめちゃくちゃ悔しいですが、いつもプレゼン、テスト、選考などで個人的に思うのは、選ばれなかったことで自分の価値が変わるわけではない。だから、グランプリ獲れなかったからといってQoloの価値が下がることではないので、今こそ自分たちに自信を持って力強く進む時かなと思っています。
振り返ると…数年前よりTMUCのプロジェクトが始まり、世界で5チームのみが選ばれる、ファイナリストにまで選ばれました。
NewsPicksにも転載されたりも。
世界を舞台にQoloを、筑波大をアピールしている実感もあり、結果が出るまでの時間も含めて、ココロ踊る時間であり、非常に有意義でした。
今回この投稿で紹介(初公開)するのは、
●ファイナルプレゼンでも使用した、QoloのPR動画です。
(以下、YouTubeのリンクです)
「Qoloが叶える遠くないリアルな世界」を描いています。
リアルをテーマに、出演者はすべて障がい当事者で調整することにこだわりました。(オフィスシーンのみ、体調不良により健常者の代役を立てました)
ほとんどのシーンが、個々人が想う、日常生活の「あれやりたい!」を実現したシーンです。コレを見て、「俺ならアレやってみたい」、「私でもアレができるかな?」と、希望に思いを馳せてもらいたいです。
CDに横澤 宏一郎さん、監督に横堀 光範さん、制作チームに東北新社。最高のビデオをありがとうございました。(勝てなくてスミマセン。)
ちなみに、
●これがTMUC公式サイトのQoloの紹介ページ。
1つの動画にうまくまとめられているので、もし良ければこちらも是非のぞいてみてください。(※)
なお、
●グランプリ獲ったのは、Phoenix i。開発団体 Phoenix Instinct(英国)前輪搭載のパワーアシストとAIを活用した姿勢制御を組み合わせた自律制御機能付き電動車椅子です。
AIのチカラで転ばない、安全で機能的な車いす。
…。
いや、そんなのアリ!?笑
普通は、ケガをして数か月間くらいかけて、転ばないように何とか車いす操作を習得して転ばないようにするもんなんです。苦笑
俺が費やした時間はなんだったんだ。苦笑
と、言いたいところですが、、、
その過程をすっ飛ばせるなら、転ばないことに費やす時間を、もっと自分のやりたいことや、夢を叶えるために使えるようになるかもしれない。なんて夢のある車いすなんだと思います。
プレゼン終了したので、ノーサイド。
ということで、世界中のライバルたちに最大のリスペクトをもって感謝と祝福の意を表したいと思います。
そして、世界中の開発者や医師、障がい当事者がタッグを組み、情熱をもって、世の中を変えるモビリティを開発している、ということを、日本中の障がい当事者に伝えたいです。
●さいごに。
※の動画でも語っていますが、僕は、Qoloのプロジェクトを通して、「皆さん歩きましょう」と言いたいわけでも、「歩くことだけがHAPPY」だと伝えたいわけではありません。
でも、「歩こう」とすること、「歩けるかもしれない」という希望が見えることが、失意のどん底から1歩進めるキッカケになる人がいると信じて、届くことを切に願います。僕も、そうだったので。
チームQoloの皆さん。夢をありがとうございます。
これからも、1歩ずつ、一緒に進んでいきましょう。
Qoloは、これから、少しでも早く実用化できるように、取り組んでいます!乞うご期待ください。

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