キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
【須磨ユニバーサル・ビーチ計画】 ~第一弾、車いすで砂浜(海・海岸)へ!~ 2017年01月14日 11時30分17秒
※拡散希望:ビーチマット導入に向けて情報拡散にご協力お願いします※
【須磨ユニバーサル・ビーチ計画】
~第一弾、車いすで砂浜(海・海岸)へ!~
僕は今、須磨ビーチを「誰もが楽しめるユニバーサル・ビーチ」にするべくボランティア活動をしています。その活動の第一弾として、海水浴シーズンの“ビーチマット”の導入を目指しています。しかし、最初の壁にぶち当たっています。(具体的には後ほど説明します)
まず、ユニバーサルデザインとは?
バリアフリーと似ていますが、「設計段階から健常者や障がい者が区別なく利用しやすいことを想定して作られた環境」のことを言います。
僕は2015年4月に交通事故により車いす生活になりました。病院では完全麻痺の脊髄損傷と診断され「もう2度と歩けない」と宣告されました。しかし、歩くことを諦められない僕は、歩くためのリハビリを続け、昨年はオーストラリアで半年間リハビリをしました。
ビーチマットって?
僕が住んでいたオーストラリア・ゴールドコーストはサーフィンなどビーチスポーツが盛んで、“世界一のバリアフリービーチ”を目指して様々な取り組みが行われていました。
そんな中“ビーチマット”と出会いました。
車いすで砂浜に入るとタイヤがズボズボはまるので、車いすは砂浜に入れません。
しかし、ビーチマットを砂浜の上に敷くことで、車いすの人も砂浜を通って海の近くまで行き、みんなと同じように日光浴をしたり、海に入ってビーチを楽しむことができます。
ビーチの真ん中をズドンと通るビーチマット。車いすの障がい者・お年寄りが家族と一緒に健常者と同じ場所でビーチを楽しんでいました。
その風景に素直に感動しました。
そして、実際にビーチマットを体験し、妻や友達と一緒にビーチを楽しむことができました。ほんのちょっとしたことで、こんなに大きな感動を得られるのかと実感しました。(写真は僕がビーチマットを体験したときの様子です)。
このビーチマットを自分の地元・神戸に持って帰りたい。そう思ったのがキッカケでした。
そして今では、NPO法人神戸ライフセービングクラブのライフセーバーの皆さん、海の家の皆さん、力強いサポーターを巻き込んで、大きな波になろうとしています。
ただ、ビーチマットを購入する費用が集まっていません。現在、支援者や企業・団体を探し始めていますが、まだ手配できるまでに至っていません。
そこで代案としてあるのが、みんなの力を合わせて手作りのビーチマットを作れないか?ということです。要は、ビーチマットを購入するのではなく、代用できる他のモノを探してみようという話です。
Q.皆さんのまわりに、代用できるモノはありませんか?
Q.代用できるモノを持ってそうな人はいませんか?
例えば、
・ベニヤ板などの木材や石材
・使わなくなったマット類
・不用なブルーシート
などが該当すると思います。他にも、こんなモノはどう?というモノがあれば教えてください。※ただ、運搬や運用・管理も自力になるため、ご提案いただいても、採用できない可能性もあります。その点ご容赦ください。
情報募集期間は、1月9日~2月末(予定)とさせていただきます。
→今年7月の海開きでの導入を想定し、準備や安全面の検証期間、告知期間の確保などを考慮し、まずは来月、2月いっぱい募集させていただきます。※期間終了後、結果を改めてご報告させていただきます。
「代用できそうなモノは持ってないし、持ってそうな人も知らない!だけど、応援だけはしたい!!」という方は、
是非Facebook上でこの情報をシェアしてください!!
日本に帰国後、車いすユーザーに聞くと「そもそも車いすで海に出かける選択肢が無かった。」という人がほとんどでした。
「健常者も、障がい者も、誰もが楽しめる須磨ビーチ」を目指して、賛同していただける皆さん、神戸市民の皆さん、企画実現に向けてご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします!!
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