キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
「あなたが死ぬときは、、、」2017年8月8日(事故から2年と126日) 2017年08月08日 20時21分11秒
vol.19 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第5章~
前回の投稿から、1ヶ月空いてしまいました!
皆さんどーも、お待たせしました笑
ま、そのくらい、毎日が充実してる証拠ですね。おかげさまで、相変わらず超ポジティブにいきてます。
最近、地元神戸では、「ポジティブ・モンスター」の異名が定着しつつあります、木戸です。
ま、自分が言いふらしてるだけですが。笑
海開きの後、もっぱらビーチで過ごす毎日です。ビーチマットを敷いて、ヒッポキャンプ(水陸両用車椅子)を導入して、イベントを開催して、、、ってな感じで。
イベントに、取材に、自分のリハビリに、おかげさまで毎日忙しくさせてもらってます。
ビーチで活動していると、色んな問い合わせを受けます。
・ビーチマットは電動車椅子でも走れるか?
・駐車場は身障者用のスペースある?
・水陸両用車椅子は無料で使える?
・シャワーはある?
・トイレは広い?
・着替える場所は? などなど…
実際に色んな方と話してると、
「みんな、海に入りたいねんなぁ~」と実感します。
ニンゲン、無理だと思ってだことが「できるかも」と思うと、「やってみたい!」と思うもんなんですよね。
障がい者の生活はその連続なんだと、つくづく思います。
あれもこれも、「無理だ。やっても仕方ない。」と思っている人と、、、
「できるかも。1回やってみよう」と思う人、、、
24時間経つと、両者のココロの状態は大きな差が生まれると思います。
1週間経つと…
1ヶ月経つと…
1年が経つと…もう別人ですよね。
僕自身、その繰り返しで、結果的には、ただの障がい者が、ポジティブ・モンスターになったんだと思います。
皆さんは、初めて海に入った人の表情を見たことがありますか?
僕はありますよ。それも、何人も。
メッチャびっくりして、強張ってた顔が、
5分後には眠ってしまう子、笑
海に浮かんで満面の笑みの子、笑
もう、それを見てるだけで生きてて良かったとすら思えます。
車椅子で、海に入ることを諦めている方は、ぜひ須磨に来てください。
周りにそんな方がいる方は、一緒に須磨に来てください。
最高の思い出になるコトを、僕が約束します。
先日、取材で、なんでビーチの活動をしてるんですか?と聞かれて、このコトバを思い出しました。
「あなたが生まれてきたときは、あなたは泣いて周りは笑っていたでしょう。だから、あなたが死ぬときは、あなたが笑って周りが泣くような人生を過ごしなさい。」
ネイティヴ・アメリカンのことば
変な話ですが、
車いすになってビーチを歩けなくなってからの方が、
歩けていた時よりも断然、ビーチに来ています。笑
車いすにならなかったら、こんなにビーチに来ることも無かったと思います。笑
ビーチに来ていなかったら、この笑顔にも会えなかったんですよね。
そう考えると、本当に、生きてて良かった。死ななくて良かったなぁ。
このコトバのように、死ぬまで笑って過ごしてたいですね。笑
僕が死ぬときは、みんな泣いてくださいね笑
では、また次回。
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