キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
「失いかけて初めて、気づくこともある。」2017年4月13日 (事故から2年と10日目) 2017年04月13日 12時56分29秒
「失いかけて初めて、気づくこともある。」
2017年4月13日 (事故から2年と10日目)
Vol.2 キドリハ通信~ほしがりません立つまでは第5章~
皆さん
こんにちは。
昨日今日と、めちゃくちゃイイ天気ですね。
一昨日は、一日中凄い雨で、車いすユーザーからすると最悪の天気でした。
でも、あんな日があるから、今日みたいな晴れた日がとても素晴らしく思えてきます。
さてさて、
「失って初めて、自分の気持ちに気づいた。」
なんて恋愛なんかで言われますが、失いかけて、気づくコトもあります。
2年前の今ごろに事故に遭った時、桜が満開の頃でした。
事故の後、集中治療室で寝ている旦那のところに通うたびに、満開の桜に迎えられる嫁は、
「おかげで桜が嫌いになりそうやったわ。」と当時を振り返ります。
でも、それから一年後、退院して、夫婦で満開の桜を眺めるコトができました。1枚目の写真が去年の今頃ですね。
「もし、あの時死んでたら、もう二度と一緒に桜を見るコトは叶わなかったんやなぁ。」
そう思うと、毎年桜を見られるだけで、
命の尊さとか、毎日のありがたみ、家族でいるコトの素敵さを実感するコトができます。
もし、命を失ってしまってたら気づけなかったし、命を失いかけてなくても、間違いなくこの感覚に気づくコトは無かったと思います。
失いかけて初めて、気づくこともあるんですね。
コメントありがとうございます。遅くなり、大変申し訳ありません。カナリハでのリハビリは、僕のリハビリ生活の原点だと思います。カナリハでの日々が今の僕をつくってくれたと思っています。
立場や環境は違いますが、刺激し合えれば幸いです。僕も、負けないように頑張りますね。