キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
「車いすで泊まれる京都の町家旅館『平旅籠ひばり』」2017年10月29日(事故から2年と208日) 2017年10月30日 00時19分25秒
vol.29 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第5章~
こんばんは。
今日は2回目のブログ更新です。
先週、京都に行ってきました!
目的は、須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの活動に問い合わせをいただいた、
旅館の方にお会いするため。
その旅館というのが、
京都の町家旅館「平旅籠ひばり」さん。
なぜ、連絡をいただいたのかというと、、、
それは、ひばりさんが、車いすや体の不自由な方にも
「『安心』して泊まってもらいたい」という想いで旅館をはじめました。
外観はこんな感じ。駐車場は1台分。
入り口にはスロープがあり、車いすでもスムーズです。
簡易宿泊所というカテゴリーなので、
食事などは出ませんが、共同キッチンはキレイなのでぜひ、使いましょう。
そして、
今日のメイントピックは何と言っても、「スーペリアルーム」。
ベッドは2つ、うち1つは電動です。
また、車いすでもスペースには余裕があります。
金額は、1部屋1.5万円と少しかかりますが、
2名~3名で泊まれるので、1人単価は安くなります。(3名だと+2500円)
(その他の部屋は、3500円~あります。詳細は公式HPをご覧ください)
小さいお子さんがいるご家族であれば、
親2人、子ども2人とかでもいけるのでは?と思うので、
そこは旅館に相談してみてください。
トイレは、部屋のすぐ前にあり、幅も広いので、車いすでも問題ありません。
オストメイト対応はしていないので、必需品などある方は、問い合わせが必要です。
共同トイレですが、夜はスーペリアルーム専用にすることも検討中だそうです。
シャワー、風呂は、部屋からすぐ近くで段差などはなく、
さらに脱衣スペースも広く、お風呂・シャワースペースも広いです。
※シャワーチェアもあります。洗濯機もあります。
なぜ、障がいのある方でも安心できる旅館にしたかったのか、
店主の鎌塚さんにうかがいました。
鎌塚さんは昔から旅が好きで、国内外問わず飛び回っていたようですが、
過去、旅の途中で片足をケガしたことがあり、そのまま旅を続けるのに苦労し、
不安で不安で仕方なかったそうです。
その時の経験から、どうせ旅館を始めるなら、
障がいのある方でも安心して泊まれる部屋をつくりたい。
そうした経緯で京都の町家旅館「平旅籠ひばり」をはじめたそうです。
近くには、歩いて行ける距離に世界遺産の東寺や京都水族館もありますし、
京都嵐山にも電車1本で行けるので、ぜひご検討くださーい。
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