キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
『死に様は生き様』2018年4月4日(事故からちょうど3年) 2018年04月05日 00時03分00秒
Vol.9 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第6章~
皆さんこんばんは。
3年前の今日、僕は歩けなくなりました。
あれからもう3年経つのか。早かったのなぁ。
あっ!っという間でした。
でも、振り返ると、色んなことがあったなぁ。
急性期。面会が生きがいだった。
神奈リハ。リハビリが生きがいだった。
クラウドファンディング、Re:Walk Projectスタート。期待が最高のプレッシャーに。
オーストラリア留学。人生を振り返り、夫婦で過ごす時間。毎日がスペシャル。
リハビリイベント開催。リハビリ人生の1つの区切りに。
退社し、神戸へ。家族の近くで暮らすことを決めました。
そして車イス生活も3年目に突入。
ビーチマット導入、須磨ユニバーサルビーチプロジェクトスタート。
夏は週8でビーチへ。笑 新たな出会いがありすぎ罪。
秋に起業。お金をいただくって、ホントに大変。
ビーチプロジェクトをNPO法人化。身の引き締まる想いです。
冬にはフランスでスキーデビュー。羨ましいでしょ?笑
今日、事故後に書き始めた『夫婦の夢ノート』を見返してみると、
車イス3年目で、3つも夢が叶っていました☆
でも、14個の夢が新たに追加されてました…。笑
やっぱり、4月4日は、自分の人生を考える1日、
なんて思ったりしています。
この1年、出会ったコトバの中で、
「死に様は生き様」というコトバがありました。
その意味は、
人が死ぬとき、その人の立ち居振る舞いに、
その人のこれまでの生き様が反映される、そういう意味です。
死に際して、焦ったり、動揺するする人。
人生の中でどこか後悔を感じているのかもしれません。
反対に、死を、落ち着いて受け入れる人。
それは、人生における自分の立ち位置をよく分かっているのかもしれません。
間違いなく、事故にあう前と比べて「死」を意識するようになったと思います。
死を意識するようになったからこそ、必死に生きたいと思うようになりました。
自分が死ぬとき、どんな風に死んでいくか。
それを考えると、自分がどう生きたいかが、見えてきます。
車イスで3年。
毎日が、夢につながっていると感じています。
皆さんのおかげさまで、ココまでこれました。
4年目。
皆さんに負けないように、
そして、自分に負けないように、
これからも歩いていきます。車イスで。
「車イスで最高の人生。歩いて、もっと最高の人生。」
by木戸俊介
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