キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
「初体験:新幹線の『自由席』」 2018年1月18日(事故から2年と291日) 2018年01月18日 19時30分17秒
Vol.3 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第6章~
皆さん、こんばんは。
今日は、愛知県の高校で講演をする機会をいただきました。
約480人の生徒さんの前でお話させてもらいました。
お世辞抜きに、みんなイイ笑顔ですよね。本当に話していて楽しかった。
大学の頃は、将来先生になって、生徒に自身の経験談を話せると良いなあと
思ったりしていましたが、、、
今では、先生ではないですが、
教壇に立つ(座る)経験をさせてもらえるのも、
車イスだからこそいただけた機会です。感謝しないと。
今、終わって、帰りの新幹線で神戸に向かっています。
今回の新幹線は、
初めて「自由席」で帰っています。
通常車イスで新幹線に乗る場合、
・車いす用の席(号車の最後列にあり、横にスペースが空いてる席)
・個室
上記のいずれも「指定席」です。
もちろん事前に予約が必要なのですが、普通の指定席と違い、席数も少ないので、
当日だとだいたい空いてません。
いずれも、これまでのキドリハで紹介したことがありますが、、、
事前にみどりの窓口に予約に行って、
空席確認で数時間を要するので、いつもはだいたい、確認できたら電話をもらい、
後日切符をピックアップに行く必要があります。
なので、結構手間がかかるので、僕は飛行機の方が楽なので好きです。
ただ、今回は、東京・名古屋での予定が詰まっていたので、
「指定席」ではなく、「自由席」に乗ってみたい!と思っていました。
初チャレンジという意味でも、
今後の選択肢を広げるためにも。
皆さんも経験あるかもしれませんが、
結局、自由席で座席が埋まっていると、トイレとかがある踊り場みたいなスペースに
立つことになるので、僕の場合、踊り場に座っていれば座席もあんまり変わらないなあと。
このスペースですね。
「自由席」に乗ってみて、
結論から言うと、全く問題なかったですね。
まず、最初に発見だったのが、車いすで新幹線の座席の間を通れるということ。
ちょっと見慣れない光景だったからか、座ってる人が何人か二度見してましたけど。笑
また、最後尾の座席が空いていたので、座席にも座れました。
・最後尾の、通路側です
・横につけた感じは、こんな感じです。手すりギリギリにつけます
・体と席の距離感はこんな感じ
※でも、座席の手すりを上げられないので、手すりを避けて身体を前に出しながらの移乗が必要です
・座席の後ろに、座席を回転させるスペースが空いています(よく皆さんも荷物を置いた経験があるのでは?)
そこに、車イスを収納して、着席完了☆
隣のサラリーマンが、「手伝いましょうか?」と声をかけてくれましたが、
手を借りるほどでは無かったので、気持ちよく、お断りました。笑
今後、新幹線を使う際は、自由席で十分だなあと思ったり。
今回の出張で、また1つ、移動の選択肢が増えました。
では、今回はこのへんで
ありがとうございました!!
俺も、みんなに負けないよう頑張る!!一緒に切磋琢磨していこう!!
1日5時間、毎日何か一つでも好きなことを続けていれば、自分の夢に近づいていくと、俺は思います。