キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
「夢なき者に、喜びなし。」2017年5月27日(事故から2年と56日) 2017年05月27日 22時38分41秒
2017年5月27日(事故から2年と56日)
vol.10 キドリハ通信〜欲しがりません立つまでは第5章〜
皆さんこんばんは。
最近、忙しくてバタバタしているので頻繁にブログを更新できていませんが、
毎日、多くの方とお会いし、多くの発見をしています。
今日は、ケガをしてから発見したことの1つをご紹介します。
それは、心に響く言葉というのが、
「何を」言うか?ではなく、「誰が」言うか?
という部分が大きいと感じています。
入院してから今まで、多くの本をいただいて、
多くの本を読みました。
そして、
自身のリハビリのために、自分でもブログを書くようになりました。
自分の言葉だけだと恥ずかしいので、
偉人や有名人、アスリートの言葉を引用してきました。
多くの名言に触れていると、そのメッセージの多く共通点があることに気が付きます。
・感謝をする
・ありがとうを伝える
・嘘をつかない
・ごまかさない
・ごめんなさいをきちんと言う
・目の前のことを全力でやる
・人を思いやる
・夢を持つ、夢を語ることの大切さ
・夢を持ったらあきらめない
・あきらめず継続することの大切さ
こんなメッセージが共通して出てきます。
「そらそーやろ。言われなくても…」と言われそうなくらい当たり前のことですが、当たり前のことを続けることが、どれだけ大切で、どれだけ難しいかを物語っていると感じています。
そして、当たり前のことでも、
「誰が」言うかでその言葉の重さは大きく変わってくると感じています。
今週、ある講演にご招待いただき、
元マラソン選手の谷口浩美さんのお話を聞いてきました。
谷口浩美さんといえば、バルセロナ五輪で靴が脱げ、転倒し、
レース後の「途中で、こけちゃいました」というインタビューが有名ですよね。
講演は、「転んでも踏まれても立ち上がれ!」というテーマで、
1991年の世界陸上で金メダルを獲得したレースの話や、トレーニングの話が中心でしたが、その言葉にはとても重みというか、説得力がありました。
やはり、
世界で戦い、金メダルを獲得した方の言葉は非常に力がありました。
経営者の方も多かった会場ですが、
皆さん、食い入るように聞いていました。
僕も、言葉の一つ一つメモをして、自身のリハビリや人生に生かせるものが多くありました。
その中から、一部を紹介します。
1レースに100日前から準備する
トレーニングを一覧表にする
安定した結果を求めて自分をデータ化する
本番は14回目のレースだった
レースを脚本化していた。脚本通りのレースに
インタビューで話す内容も脚本通りだった
事前の想定で最悪のシミュレーションをしている
切り替えの速さが重要
当たり前のことを当たり前と思わない
都合よく解釈する
後ろを振り向く力はすごい負担
30km地点、もうやめようかなと思っていたが、周りの力でもう1歩前に進めた
上り坂でスパート。普通はやらないことをやる
失敗を受けて教訓にした
時には頭が肉体をコントロールする
時には肉体が頭をコントロールする
後悔先に立たず
プライドを持つ
プロ意識を持つ
時間はお金で買えない
走姿賢心(造語)
自身が努力する(医者ではなく)
無理・無駄・ムラをなくす
あくまでも、一部です。笑
そして、谷口さんも「言葉」を大切にしていると仰っていました。
「夢なき者に、理想なし。
理想なき者に、目標なし。
目標なき者に、実行なし。
実行なき者に、成果なし。
成果なき者に、喜びなし。」
by 谷口浩美
講演の最後に紹介された言葉です。
「夢なき者に、喜びなし。」
ってことですよね。
僕も夢を叶えて、その喜びを人に伝えた時、
その言葉が人の力になるような人になれるよう、
一生懸命生きていこうと思います。
※写真は谷口さんとの1枚。金メダルを付けさせてもらいました!
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