キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
「恵まれない幸せ。恵まれる不幸せ。」 2018年1月27日(事故から2年と300日) 2018年01月27日 10時31分59秒
Vol.4 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第6章~
皆さん、おはようございます。木戸です。
さて、今日は非常に大きなニュースがあります。
人生最大のニュースかもしれません。
と、その前に、1つ。
僕は、人生の夢の1つは、
『(自身の)人生のすべらない話を、自分の子に、いかに面白く語れるか』だと思ったりしています。
これは、ケガをする前からよく夫婦でも話していました。
そして、車イスになってからは、より強く考えるようになりました。
このミッションを達成するために必要なモノ、それは…
●面白い人生
コレ、絶対必要ですよね。
車イスになる前よりも、車イスになってからの方が、
面白い人生になりそうな気がします。
そう考えると、車イスになったことは、まんざら悪くも無いと思えてきます。
さらに、
もう一度歩けるようになったとしたら、
そんな人生、めちゃめちゃ面白そうですよね。楽しみです。
●すべらない話術
コレも、絶対必要ですよね。
そのために、トイレとお風呂の時間には、「人志松本のすべらない話」をずーっと聞いています。
脊損者のトイレ・風呂の時間は人より時間がかかります。
ドラゴンの時には2時間以上トイレに座っていて、その時間は億劫ですが、
その時間すら有意義に過ごしていると、楽しみな時間になります。
●自分の子ども
そう、この夢に必要なのは、自分の子どもが絶対必要。
だからこそ、オーストラリアに行く前から、不妊治療を行ってきました。
そう、お気づきの方もいるかもしれませんが、
奥さんが妊娠しました!!
不妊治療を初めて約2年、妊娠。
ようやく安定期に入ったので、ココに発表させていただきます。
赤ちゃんができてから発表するのではなく、
途中経過も発信していきたかった。
その過程を、ブログで発信してきました。
精子を取り出した時も、
受精卵をつくったときにも、ブログに書きましたが、
受精卵の移植をするとき、着床した!という直後は、発信できませんでした。
そのくらい、妊娠するということは、不安定で、
希望と不安で一喜一憂することを知りました。
「恵まれない幸せ。恵まれる不幸せ。」
by 大創産業(ダイソー)社長・矢野博丈
先週のカンブリア宮殿で、ダイソーの社長が、こんな言葉を話していました。
波乱万丈。厳しい人生だったから、ここまでこれた。そう話されていました。
間違いないのは、
障がいを負ったからこそ、ここまでの道は厳しく、
だからこそ、毎日のありがたみを感じています。
もちろん、健常者であることも、幸せです。
でも、障がいがあるからこそ、感じられる幸せもあると思っています。
どちらが良いと言いたいのではなく、
自分の考え方次第で、圧倒的ポジティブになれる。
そう思います。
これからも、出産に向け、一喜一憂を繰り返しながら、
毎日に感謝して、今は車いす生活を楽しんでいきたいと思います。
では、また次回。
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