キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
「車いすになって見える景色」2017年3月25日 (事故から1年と356日目) 2017年03月25日 10時30分18秒
2017年3月25日 (事故から1年と356日目)
Vol.23 キドリハ通信~ほしがりません立つまでは第4章~
「車いすになって見える景色」
Re:Walk Projectの「脊損者向けイベント」が1週間後に迫ってきました。
昨日は、ボランティアで入ってくれる大学サッカー部のメンバーと、事前の打ち合わせをしました。
まさに、社会人生活の中で最も一番楽しい打ち合わせでした。
見てください、この写真、アラサー男子の笑顔としては申し分なしでしょ。笑
今回集まってくれたメンバー。
みんな、自分から連絡をくれて、ボランティアスタッフとして手を挙げてくれました。
ケガをしてから、医師に「もう歩けない」と言われても、
「25年サッカーをやってきたんだから、どうしても、またサッカーがしたい!」
と強く思っていました。
でも、事故から2年が経ちましたが、
それでもなお、自分の「再歩行」を目指すモチベーションは、薄まるどころか日に日に強くなっているのを感じています。
そして今、考え方は少し変化していて、
「サッカーをやっていた25年間は、『もう1度歩くために、もう1度サッカーをするために』あったのかもしれない」。
そう思うようになりました。
大学の4年間、必死にボールを追いかけてたのは、
来週主催するイベントに、こんなにも前向きに手伝ってくれる仲間をつくるためだったのではないか?
そんな気持ちになっています。
もちろん、ケガをする前だって、大学時代やサッカー小僧としての思い出は最高だったけど、
車いすから見える景色は、もしかしたら、歩いていた頃のそれよりも輝いてるのかもしれません。
そんな風に思わせてくれる仲間に感謝しつつ、
そんな風に思える自分をちょっと誇りに思いつつ、
また今日も目の前の1日を一生懸命生きたいと思います。
イベントまであと1週間。
乞うご期待。
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