キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
「The hand of mine is a wing for someone.」2017年9月29日(事故から2年と178日) 2017年09月29日 00時36分25秒
vol.25 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第5章~
昨日、今日と、東京ビッグサイトで開催されている国際福祉機器展に参加してきました!!
今回は、亜希さんが福祉機器展に初進出するということで、
コレは応援しに行くっきゃない!!ってことで、参戦してきました。
もう少しキチンと説明すると、
水陸両用アウトドア車椅子「ヒッポキャンプ」の普及をはじめ、
車椅子でもアウトドアスポーツを楽しめるように環境、ノウハウをプロデュースしているata Allianceにとって初めての国際福祉機器展への出展。
僕たちのイベントのために、神戸・須磨にataメンバーが応援に来てくれたので、
今度は自分が少しでもチカラになれたらと、呼び込み担当として参加しました。
福祉機器展の話の前に、1つ告知を。
今、亜希さんが1つのプロジェクトに挑戦しています。
「障がいを持った人が、自分のアイデアをカタチにして事業を成立させる。」
そのビジネスモデルを実現させるためにクラウドファンディングに挑戦をしています。
詳しい話は是非、プロジェクトサイトをご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/sou
自身の人生の全てを、自身の夢に向けて生きている女性の生き様を見てください。
生きる勇気、明日への活力を欲しい方は是非。
さて、国際福祉機器展の話に戻りまして。
東京ビッグサイトの巨大なイベント会場を全て見て回りましたが…
どのブースも最新モデルの手動・電動車椅子、ロボット設備、最新テクノロジーを駆使したキラキラしたブースが立ち並ぶ中、
唯一、使い古したヒッポキャンプやデュアルスキーのアイテムを並べたブースはcrazy感ムンムンで、笑
お世辞無しにcoolな異彩を放ってました。
個人的には、福祉機器展と言いながら、ハード面の話ではなく、ハート面の話ばかりしてました。
通り過ぎようとする人たちに、
「ヒッポキャンプでそのまま海に入っていけますよ!!」って声をかけると、
「海に入れるのっ!?」
「コレで山も登れるのっ!?」
「スキーとかあぶなくないっ!?」
「はっ!?木登り!?」
もー、皆さん理解不能って感じで失神寸前でしたね。笑
嬉しい出会い、嬉しい出来事も盛りだくさんでした。
立ち止まってくれた皆さんに、
今年の夏、須磨ビーチでのエピソードを紹介すると、多くの方が興味津々で聞いてくれました。
中には涙を流してくれる方も。それも、1人ではなく、複数。
テレビ、新聞見ました!
神戸も行ってみたい!でも、関東のビーチでもやってほしい!!
みたいな反応もあったり。
中には、
「お兄さんの話を聞けただけで、今日来て良かった!!」
なんて言ってくれる方もいました。完全に言い過ぎ。笑
さらにさらに、
「ずっとキドリハ見て勇気をもらってました。いつか会いたいと思ってました。」
って。嬉しかったなあ。涙
改めて、そう言ってくれる方の期待を裏切らないよう頑張らないとと思いました。
木戸俊介、31歳。まだまだ全力で駆け抜けていきたいと思います。
この2日間は、本心から「楽しい!」と感じるものでした。
オーストラリアでのリハビリ留学を経て、僕は
「生の感覚を大切に」生きることを強く意識するようになりました。
生の感覚というのは、例えば…
・ゴールドコーストで始めて海に入って「最高!」って感じた感動、とか
・食生活の乱れで起きる体調の変化を敏感に感じ取る、とか
・誰かに言われたリハビリメニューをこなすのではなく、何が今自分に必要か自分の体を感じるよう心掛ける、とか
誰かが「良い」って言ったから「良いのかな…」とか、
誰かが「ダメ」って言ったから「やめておこうかな…」とか、
人の評価で判断するんじゃなくて、自分が31年間生きてきて感じた感覚と、
実際に経験を通して感じた心の反応を大切にしようと思って生きています。
そういう意味で、実体験のエピソードにはチカラがあると感じました。
自信をもってお客さんにアピールすることができました。
いや、もはや自信というより、自慢してましたね。笑
「生の感覚」という意味では、一番わかりやすいのは子どもの反応です。
子どもは嘘をつかないですから、超素直。笑
感情が表情にすぐ出てきます。
僕らのブースで子どもにプレゼンしてると、
子どもの表情がどんどん変わっていきます。
今回の写真は、みんなの素敵な表情を集めてみました。
話に夢中であまり写真撮ってないので、ごく一部ですが…
みんなの写真の表情見てると、もうコトバなんて要らないでしょ。笑
「The hand of mine is a wing for someone.(あなたの手が、大切な人の翼になる。)」
by ata Alliance
今、自分がこんなにも自由に飛び回っていられるのは、
事故の日から、本当にたくさんの方が応援してくれたおかげだと思います。
明日からもまた、頑張ろう。
そう思える東京遠征でした。ありがとう!!
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