キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

挑戦したいけどネガティブな人へ向けて紹介したい本と動画2021年2月15日(事故から5年と309日目) 2021年02月15日 00時29分15秒

Vol.53 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第6章~

 

こんばんは、木戸です。最近、連日のようにClubhouseでトークしてます。

今回は、タイトルのように、どうしてもネガティブに考えがちな人に紹介したい本と動画があります。

僕は、ポジティブに考えられるタイプだと思います。

普段は神戸を中心に活動していますが、神戸では、『ポジティブモンスター』という異名を名乗って活動しています。こんな感じです。

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多分、ポジティブポジティブとテンション高く言ってると、「嫌いだわ~」と思う人もいると思います。苦笑

僕も、よく言われますし、ブログでも、「あなたにはついていけない」というコメントをもらったこともあります。

 

確かに、ネガティブに考えがちな人には、ポジティブな人と同じ分だけ良い面があります。
例えば、とにもかくにもリスクヘッジをするので、実行に対して精度が担保されます。
会社にいると、かなり貴重な存在です。
打ち合わせをしていても、細かいネガチェックをずっとしていく人がいますが、その人にも他の人にない役割を果たしているのです。

 
 

また、左脳でロジカルに考える傾向が強いので、えいや!で決断できない反面、実行にうつしたにかなり精度が高くなります。
そういう意味で、非常に価値のある存在です。

 

でも、もしネガティブだと思ってる人が、そんな自分を変えていきたい。
少しでも前向きに楽観視して生きていきたい。そう思っている人をターゲットに、ある本とある動画を1つずつ紹介します。

 

●『うつヌケ』(田中圭一著、角川書店)という本

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僕は、企業や学校で研修・講演をさせていただいています。今まで通算9,604人を対象に話してきました。

たまに、話の最後の質問で「私はネガティブなので、木戸さんのようには考えられない」という、私はあなたとは違うという質問・主張が飛んでくることがあります。

 

そういう時は、いつもこの本のスライドを最後の1ページに入れておいて、本の内容を引用させていただいています。実際は、本は読んでおらず、ご本人がこの本を例にプレゼンしている番組を見たので、その内容を引用して紹介しています。(ちなみに、改めて本も読みたいのでAmazonで注文して納品待ちの状態で書いています)

 

本の概要はこんなところです。(ザックリとしか説明しませんがネタバレがイヤな方は飛ばしてください)

 

実際うつになったご本人の経験談をもとに書かれているのですが、、、

 

仕事が原因でうつを患い、自信を失い、職場で自分の居場所がないと悩んで出社できなくなったそうです。ただ、なんとか仕事に復帰しないと、と思いつめ・・・朝起きた頃の頭がボヤっとしたときに、「自分にもできるはず」と唱えることを続けたところ、時間が経つと少しずつ自信がついてきた。さらにつづけたところ、ふと見上げた空をみて、今の職場を退職し、新たな世界(仕事)に足を踏み入れる勇気ができた。その時が、自分がうつを抜け出したタイミングでした。(結局、頑張って会社に戻るのではなく、会社を辞めることが正しいことに気づけた。)

という要旨でした。

 

つまり、自信のない人も、ほんのちょっと、自分を信じる勇気の積み重ねで前向きになれるんだ。というメッセージが込められているようです。

なぜこの話を引用させていただくかというと、それは、ポジティブな人のメカニズムと全く同じだからです。

ネガティブなんですと質問する人のほとんどが、なぜか僕と同じようにポジティブにならなきゃいけないと思い込んでいますが、そうではなく、今の自分と比べて少しポジティブになろうとする積み重ねが大事なんです。

 

人と比べてどうかではなく、今の自分をほんの少し信じて進むこと、今の自分をほんの少し好きになることが、「前向きに生きる」ということです。

 

●ネガティブモンスターが挑戦を続ける理由(木戸彩、TEDxKobe)

ネガティブモンスターが挑戦を続ける理由 | 木戸 彩 | TEDxKobe

木戸彩

 

実は、僕の妻はめちゃくちゃネガティブです。

 

元々、自頭は僕より数倍良いですし、学力や学歴も含め、断然彼女の方が高いです。

 

普段からずっと左脳をつかったロジカルシンキングをしていますが、その副作用なのか、超リスクヘッジャーで典型的な「石橋を叩いて渡らない」タイプの人です。

彼女のような生き方に共感できる、という方も多いと思います。

でも、そんな彼女は、動画のように、彼女なりの工夫をして、踏み出す勇気をつくっているのです。メッセージの内容は、是非動画を見てみてください。
実は、一般的にはポジティブな僕も、多かれ少なかれ、彼女と同じようにチャレンジで得られる副次的効果を担保に1歩踏み出していることもあります。
だからこそ、チャレンジしたいけど、1歩踏み出す勇気がない方に、是非見てもらいたい動画です。

 

今回は、このへんで。

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