キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

2015年10月1日、入院123日目。(事故から182日目。) 2015年10月01日 15時30分19秒

皆さんおはようございます。
昼夜の寒暖差が激しくなってきましたが、
みなさん体調崩していませんか??
病院では、9月末から空調が入らなくなって、日中はめちゃくちゃ暑くて、半袖でも汗だくになります。
一方で、日が沈むとめちゃくちゃ肌寒いので、半袖では本当に風邪をひきそうになります。車椅子生活になって体の調子に結構左右されるので、体調管理には以前よりも細心の注意を払っている今日この頃です。
家屋調査が無事終了し、今週から外泊がOKになりました!ナイス!
早速、自宅に泊まれる日も近そうです。外泊が見えてきたところで、いよいよ退院、という話も出てきています。
自身の車椅子の製作や、歩行器用装具の手配などもあるのですぐ退院にはなりませんが、予定では、11月中?か12月年内には退院になりそうです。退院後は、自宅での生活をしながら、今の病院に通ったりと、今度は社会復帰のための準備のフェーズに入る予定です。
ただ、退院に向けては排泄をもう一歩整えなくてはいけません。
今日は久々に、排泄について触れたいと思います。食事中の方は後で読んでくださいね。
大便については「失禁ゼロキャンペーンnext stage」は極めて順調です。
毎日朝夕にトイレに座り、溜まった便を摘便して自ら出しています。朝夕二回にしてから、本当に100パーセント失禁は無くなりました。
積極的にラーメンやマックを食べて様子を見ていますが、便汁なんかも出ていないので、コレを継続していきたいと思います。
以前の、自分で摘便を習得するまでは看護師さんに摘便してもらっていたので、看護師さんが「もう届くところに便はない」と言われても、食後とか訓練中はずーっと失禁するんじゃないかと不安でたまりませんでした。
人間不思議なもんで、自分で摘便するようになると、自分で自分の便の硬さや体内の便のたまり具合を把握できるようになってきて、把握できていると、自然と失禁の不安も薄れてきました。良い傾向です。
また、ごく稀に、摘便しなくても自分で腹圧をかけて排便できる時もあります。本当はコレが本来の排便のカタチであり、摘便せずに排便できるに越したことはありません。いつか、肛門括約筋が復活し文字通り活躍してくれる日がくることを祈っていますが、現時点では今の方法がベストだと思っているので、事実上、大便調整は完了です。
次に小便。尿漏れ対策として、今2種類薬を飲んでいます。膀胱の収縮を抑えることで排尿をしづらくする薬と、逆に尿道を狭くするために尿管をギュっと締めて尿が流れにくくする薬です。
薬に加えて、自己導尿で排尿する頻度を増やして、溜まった尿を積極的に出す(カテーテルを尿道にさして尿を抜く)回数を増やしています。
特に、日中は水を飲む量も多く、訓練で腹圧がかかりやすくもなるので、尿漏れのリスクが最も高まります。なので、日中の導尿をさらに2回増やして訓練の合間に尿を抜いています。
薬と導尿の頻度を増やすことで、10ml~50mlまで尿漏れの量を減らせるようになりました。
が、あと一歩、もう一歩、
ゼロにしなければいけません。
そのために、昨日からもう一つ薬を増やして、今度は筋弛緩剤を飲んでいます。狙いは、腹圧の筋収縮を減らして尿漏れリスクを無くすためです。しかし、お気付きの方もいるかもしれませんが、筋収縮を減らす薬の作用が、せっかく締めていた尿管を緩める方に作用する可能性もあります。
また、腹圧がかかりにくくなるメリットに対して、そもそも全身の筋肉に力が入りにくくなるデメリットもあります。そうなると、トランスなども精度を欠くリスクもあり、そうなると本末転倒です…。さらに、眠気や倦怠感の副作用もあります。
まさに、微調整の最終段階です。今回の薬は、吉と出るか凶と出るか、一か八かの部分もありますが、凶と出ればやめればイイ。入院してるからこそできるチャレンジでもあり、退院して社会に出るとそんな冒険できなくなります。
なので、今できることをドンドン試していこう。コレが、今主治医の先生と話していることです。
「sky is the limit.」
…限界はない。
先生も、看護師さんもとにかく一緒になって考えてくれています。
今日の写真は、昨日の体育の様子です。
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以前は登れなかった坂道も、今は登れるようになりました。
sky is the limit.

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