キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
2015年10月20日、入院142日目。(事故から201日目。) 2015年10月20日 15時45分32秒
皆さん、おはようございます。 キド・ゴロー丸です。
早速ですが、本日は昨日のPTから1つの動画を紹介します。
https://youtu.be/D5LCpxYh01U
ついに、歩行器から松葉づえでの歩行にチャレンジしました!
最難関の訓練だけに、ベテランPTさん(通称:師匠)も加わっての訓練です。
とはいえ、いきなり歩くのは難しく、動画のようにまずは前後左右に体重移動してのバランス訓練です。
平行棒や歩行器と違い、四方八方へのバランスが不安定になるので見ため以上に怖いです。
少しでも油断すると「ジャックナイフ(体が腰から『くの字』に折れて前のめりに倒れること)」が起きてしまいます。
これから、歩行訓練に加え、松葉づえでのバランス~松葉づえでの歩行を続けていきます!
より、自分のカラダを知るための訓練です。
正直、松葉づえでの訓練は今は「恐怖」が先にきますが、
またできないことができて喜びでいっぱいです。
またできないことができて喜びでいっぱいです。
絶対すぐに克服して、松葉づえですいすいと歩いてみせます。
乞うご期待!
乞うご期待!
そして 昨日、 40代~60代女性の4人の患者さん達と話す機会がありました。
僕は幼いころから、よく母親のママ友・・・
ママ友というより、近所のおばちゃん達(関西のおばちゃんをイメージしてください)とずーっと喋っている少年でした。
だから、よく年上の女性と話すのに夢中になってしまいますが、
昨日も昼飯を食べながら結構盛り上がりました。
昨日も昼飯を食べながら結構盛り上がりました。
他の患者さんたちは、僕が一人でバスと電車を乗り継いで家に帰っていると聞いて驚かれていました。
「え?どうやってバスに?どうやって、電車に一人で乗るの?」
「すんごい疲れないのかしら?」
「若いから体力あるんだわ~」
まくしたてるおば様たち・・・。笑
話した患者さんの中には、手術で脊髄の神経を傷つけて歩けなくなった方もいます。
自分の脚で歩いて、電車に乗って 手術を受けに行ったのに、
術後は脚が自由に動かせなくなり車椅子生活を強いられている。
術後は脚が自由に動かせなくなり車椅子生活を強いられている。
僕が、「僕のライバルは健常者だと思いたい。だから、同じようにできることは自分でやりたいんです。」
と言うと、
「できないことができるようになった時は嬉しいのよね~。」
と皆さん共感してくれました。
でも、患者さんの一人は、
「私は幼いころから病気で不自由な体になったから、できないことが当たり前と思ってやってるわよ・・・
でも、その分、元々できなかったことがみんなと同じようにできるようになった時はたぶん、皆さん以上に嬉しいんじゃないかな~。」
性別、年齢、病気・ 怪我の種類、損傷部位、、、
病気や怪我は似たように見えても人の個性と同じで千差万別。
「 Love the life you live. Live the life you love.
( 自分の生きる人生を愛せ。自分の愛する人生を生きろ。)」
byボブ・マーリー
byボブ・マーリー
みんな、自分の怪我・病気とそれぞれに向き合って生きています。
だから、僕も、自分のカラダと向き合って、今日も前向きに、松葉づえ歩行に臨みます!
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