キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

2015年7月29日、入院59日目。(事故から117日目。) 2015年07月29日 17時11分58秒

今日もおはようございます。木戸です。

昨日の体育。クッソ暑い中での坂道ダッシュは予想以上にキツかったです。

傾斜4.4度の坂道を8本。
時間にすると、そんなに長くありません。

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横でストップウォッチ片手に先生がついてきます。

鼓舞?煽り?を入れてくれます。
部活を思い出しますね。
それにしても、1対1で先生がついてくれるなんて、なんて贅沢なトレーニング…今日もツイてるツイてる、先生がツイてくる。

でも、直射日光に当たりながら車椅子をこぐのは屋内とは一味違うしんどさがあります。
地面の凸凹、火照り、照り返し…集中力や意欲が薄れていきます。歩けるなら、日陰に入って休めばいいですが、車椅子だと坂道の途中でばてたら、その場で進行方向と直角になって横向きになるしかない。
直射日光からは逃れられません。
それ以上に何がキツイかって汗の不快感がすごいんです…。
事故前だったら、かけるだけ汗をかいてすぐにでもシャワーを浴びればいい。だけど、汗をかいてもすぐシャワーには入れない。
むしろ金曜まで待つしかない。洗顔と洗髪は毎日(手伝ってもらいつつ)自分でやっているのですが体は洗えない。
感覚はないけど、下半身にもじっとり汗をかいている不快感は凄く感じるんです。
更に、訓練後はなかなか体の重さがとれません。扇風機の前でじーっと約30分。それくらい経った頃、ようやく汗がひいて体と頭が回復してきました。以前ならこんなことなかったのに…休まなくても動けたはずなのにし…。
事故前の自分と比較してしまうのは良くない傾向です。
屋外での活動においては、もう少し体の慣れと、心の慣れに時間が必要そうです。
一方で、事故して100日以上の入院生活をしてると思うことがあります。皆さん「今日はクソ暑い!外に出たくない」と言っているのをよく耳にします。
それを聞くと、いつもすごく羨ましいなぁって思います。
不幸をアピールする気は全くないですが、外に出て、クソ暑い夏を感じて、火照りすぎたら日陰に入って冷たい飲み物を飲んで休む。
ある意味これも夏の醍醐味ですよね。自分の欲求に応じて行動できる自由、四季を感じれる自由があるって、本当に幸せなことだと思います。すごく人間らしい。
これも、事故したことで失って気がついたことの一つです。
今日も、絶対に負けられない訓練は続きます。行ってきます。

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