キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
2015年8月4日、入院65日目。(事故から124日目。) 2015年08月04日 17時21分22秒
昨日は車椅子上での腰の痛みもなく、体調がすこぶる良く訓練の進捗も快調でした。なので、今日の通信では、昨日の訓練メニューの紹介を中心にいきます。
ケツが割れるかと思いました。
あとたった数センチなのですが、その壁が厚い。
引っかかると、無理やり上げようとしても無理やりは上がらず、無理な体勢になるので姿勢保持できなくなるんです。
ケツに感覚がないので痛くないんですが、それが原因で褥瘡になったり、気づかないうちに骨折なんてコトも起きかねないので要注意です。
訓練後には医者に診てもらい大きな異常はなかったので一安心でした。
昨日の課題をふまえ、今日からは車椅子トランスの成功のために、もう一度床→台へのトランスに戻して、更に安定的に高さを出す訓練になります。
《体育》
結果は14分台かな?直近はコレを12分で5セットいくことが目標です。さらに、体育館に戻り30mダッシュ5往復。前回1分30秒のタイムが今回1分10秒。このメニューの今のリハビリ病院最速タイムは50秒台なので、まずは1分切ることを目指します。
《OT》
ちなみにその先生のコトを母親は勝手にカリスマと呼んでいるので、ココではカリスマと呼ばせてもらいます。
カリスマは、できると思ったらどんどん訓練のレベルを上げていきます。昨日は、「自力四つん這い」をしました。
約ひと月前は、サポートしてもらっていても怖くて仕方なかったですが、いざ1人でやってみると結構呆気なく成功しました。動画にてご覧ください。
更に、映像はないですが、その他「膝立ち」や「膝立ち歩き」もやりました。
これはサポートありですが、膝歩きは初体験のメニューです。カリスマの誘導に合わせて、右膝、左膝、また右膝と…膝立ちの姿勢のまま歩いていきます。
写真が以前の膝立ちの様子です。
骨盤から左右の足を動くように、股関節に「動け、動け」と信号を出し続けます。
「歩く」という感覚は事故後初めて。
今はまだ反応はないのですが、下半身を意識しながら、足を動かす、コレには大きな意味があると思います。継続して訓練メニューに盛り込んでもらえるよう、担当の訓練師さんにも逆オーダーしようと思っています。
京都出身ということもあり、関西弁トークから話が弾み、脊損の訓練について話を聞けました。
事故をしたのは約1年前。頸椎損傷なので僕よりも損傷レベルは高く最初は手にも麻痺があった、とのこと。
感覚が戻ってくるまでに特別にやっていたことはないが、何の予兆もなく突然、そして少しずつ反応し始めたみたいです。しかし、ストレッチやマッサージは頻繁に行っていた、とのことでした。
これからも、レジェンドやカリスマととコミュニケーションをとってどんどん吸収したいと思います。
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