キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
2015年9月8日、入院100日目。(事故から159日目。) 2015年09月08日 20時17分04秒
皆さんおはようございます。
今日もキドリハ通信配信いたします。
週末の外出で気づいた話をもう一つ。
帰り際、雨に降られたんですが、やはり車椅子での雨は辛いんです。
奥さんが傘を差してくれましたが、限界がありました。
やはり、車椅子生活には車が必須なんだろうなと思う週末でした。
ところで、ココ最近、以前飲んでいたプロテインを再開しています。
体育での坂道ダッシュなど、パワー系の訓練があった日に飲んでいます。
より動ける筋肉をつけたいということもありますが、落ち続けている体重を維持したいという目的もあります。
痩せ細っていく下半身はいつ見ても気分の良いものではないので…。
ただ、一方で、失禁への影響も怖いので適正量の1/3の量に減らして飲んでいます。
安全策安全策…。
失禁の話が出たので、少し最近の排泄コントロール事情も話しておきたいと思います。(いつもどーり、食事中の方は後で読んでくださいね)。
先日の土曜の夜に久々のドラゴン襲来、そして、日曜の夜にコロッとピンポン球くらいのミニドラゴンが出てました(専門用語でコレをミニラと呼びます)。
訓練中の失禁はここ数ヶ月全く無くなり、記憶に無いほどです。
『失禁ゼロキャンペーン』は一定の成果をおさめました。
しかし、ゼロキャンペーンも次のステージへ…。
夜も含め、全くのゼロにし、リハビリパンツから、ノーマルパンツへ。
コレが今の目標です。
ではどーやって夜ドラゴン&ミニラを阻止するか?
今、車椅子⇄トイレへのトランスもフリーになったので、自由にトイレに座ることができるようになりました。なので、腹の具合をみて怪しいと感じたら自分でトイレにこもり摘便、危険を事前に察知して回避します。
繰り返します、『リハビリパンツから、ノーマルパンツへ。』
コレを合言葉に失禁ゼロキャンペーン第2章、頑張ります。
同じく、尿漏れも今ではほとんど無くなってきています。
尿漏れ防止の方法はシンプルで、飲んだ分だけしっかり出すこと(正確には抜くこと)。
飲んだ量が多いなら出す頻度を上げれば漏れは防止できます。
だけど、1日の生活の中で10回も20回もトイレに行って出すのも大変なので、自分の1番良いあんばいを探ります。
また、訓練中は体に力が入って腹圧がかかりやすくなるので尿漏れのリスクも高まります。なので、今では体育訓練とPTの間にも自己導尿(カテーテルを尿道に差して尿を抜きとる行為)をすることで、ほとんど尿漏れを無くすことができています。
更にあと一歩のところの尿漏れをどうするか?もう一歩は薬です。
今、抗鬱作用のある薬を飲んで、自律神経を意図的にコントロールして尿を出しにくくしています。
鬱の人に処方する薬なので、眠気や気だるさの副作用との戦いが一つ鍵になります。
ココまできて副作用なんかに負けてるワケにいきません。
副作用を上回るテンションで生きたいところです。笑
また、少しマンネリ化している訓練にも明確な目標を設定しました。
PTの歩行訓練では、ご存知の通り歩行器での歩行まできました。
次は杖での歩行を目指します。そこで、訓練士さんと相談して
『10000歩プロジェクト』始めました。
退院までに10000歩。
万歩計というくらいなので、1万歩くらい歩かないと効果無いでしょ?
ということで目標10000歩!
今のペースでいくと単純計算で2ヶ月とちょっと時間がかかります。
1歩1歩の質・スピードを上げて、順調に歩を進めたいところです。
また、体育での目標は、車椅子走で今のリハ病院のトップをとること。
今は2番手。ただ、トップの男のコに周回遅れにされるほど差があります。
そのために、訓練後の坂道ダッシュの自主練をしようと思います。
実は先週から自主練始めていたのですが、訓練以外のトレーニングは主治医の許可がいるとのことで、今日改めて先生に許可をもらいました。
OTでは、運転と車載の習得、そしてPT・体育で不足している部分を補うことに時間を使っていく予定です。
今日の最後は、野球漫画「メジャー」に出てくる言葉を紹介して自分を鼓舞して締めたいと思います。
(死ぬほどハードな練習をやらされて倒れこむ他の部員をよそに、更に自主練をする主人公に対して「何でそこまでするんだ?」との質問に対する一言
「他人にやらされてた練習は努力とは言わねえだろ好きな野球(コト)して将来飯食ってこうなんて図々しい特権、与えられたことこなした程度で手に入るわけねえじゃん。」
僕は野球選手は目指してませんけどね。笑努力の意味を教えてくれる大好きな言葉なんです。
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