キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
2016年1月12日、新生活32日目。(事故から285日目。) 2016年01月12日 21時32分28秒
皆さんおはようございます。
連休明け、今週も張り切ってまいりましょう!
今日で退院から1ヶ月が経ちました。新生活のこの1カ月は間違いなく事故前より密度の濃い毎日でした。自信を持ってそう言える毎日です。
なお、今日は久しぶりの外来による通院です。
PTと、体育訓練があるので、僕も張り切っていきますね。
さて、この連休は、家族旅行に行ってきました。
兄弟3人、家族5人がそろっての正月は20年ぶり?くらいです。
そんな素敵な正月を熱海旅行で過ごしました。
話したいことはたくさんあるのですが、
2つ、心に残ったことを紹介したいと思います。
1つは、温泉に入れたこと。
今回の宿泊ホテルは自分で手配したのですが、温泉大浴場には入れないと諦めていたので、
僕が泊まる部屋は、お風呂付の部屋を予約していました。
ちなみに、部屋のお風呂は温泉ではありません。
でも、せっかく熱海まできたらと、妻の弟2人が手伝ってくれて、
大浴場だけでなく、なんと露天風呂デビューしてきました。
脱衣所から洗い場までに結構立派な階段があったのですが、そこを2人がかりで下してくれて、
体を洗った後、露天風呂までも段差を乗り越え露天風呂にダイブ!!と言っても、ゆーっくり慎重に入りました。
ちなみに、今回の旅行では、持ち運び可能な褥瘡防止用のゲルマットが大活躍!今後も、宿泊の際の必需品になりそうです。脊損の方は是非活用してみてください。2枚あれば、ゲルマットからゲルマットに移れるので、無限にゲルマット上へとトランスできます。
温泉ももちろんキモチ良かったですが、義理弟と過ごした風呂の時間は色んな意味で充実していました。
もう1つ。それは、何よりも家族が揃った時間をつくれたこと。
僕は3人兄弟なのですが、 兄は、就職してからここ10年ほど、年末年始はスポーツイベントの中継・取材・編集でいつも帰省できていませんでした。
そして、僕や姉も、入れ替わりで帰省することが多く、正月は1日重なる日があればそれで良いかな、 その程度に思っていました。
その家族が正月以外でみんなが揃ったこと、
それは、それぞれの「結婚式」と、、、あとは僕の「事故」の日だけです。
改めて考えてみると、寂しいことです。でもそれは他の家庭でもそんなに珍しいことではないと思います。
今回も、兄は、仕事の都合で一緒にいれたのは少しの時間でした。
夜中にホテルに合流、朝食を一緒に食べて、その後熱海駅まで移動してバイバイしました。
家族の時間て、「頑張って調整しないとつくれない」んですよね。
それも、今回の事故が教えてくれたことの1つです。
ハードスケジュールの中来てくれた兄にも感謝ですし、子どもたちのテンション上がった様子は見ていてそれだけで微笑ましかったです。
文字通り、一生の思い出になりました。
一年に一回は、こうして家族で集まれる日を、「頑張って調整」したいと今では思います。
今日は最後にもう1つ紹介したい話があります。
昨晩、TBSで「さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかスペシャル」という番組がやっていました。
特に印象的だったのが、ひ孫の女のコが番組に投稿した夢。それは、日本に住む90歳のひいばあちゃんが、アメリカ在住の86歳の妹ひいおばあちゃんに30年ぶりに再会する夢、
その夢を叶えるという話でした。
姉妹に会いたい、その夢をひ孫が叶えてくれるなんて、人生はまさに「生きてるだけで丸儲け」です。
僕が入院後、たくさんの方からオススメの本をいただきました。みんなが至極の一冊をプレゼントしてくれるんです。
そういった本の中で、共通して言われていることはたくさんあります。
その中の1つが、「夢を書く」ことの大切さ、です。
夢を紙に書いて、ことあるごとにその夢を見返すことで、本当に夢が叶うんです。
これは、以前紹介した流れ星の話(2015年10月22日キドリハブログ参照)も同じ仕組みだと思います。
紙に書いて何度も見ていると、何度も何度も唱えているからこそ、当然のように夢に向かって人生を歩くことになる、ということだと思います。
実は、僕も事故の後実践しています。
そして、今年1月だけでもう3つも夢が叶いました。
・神戸の実家に帰る夢
・奥さんともう一度熱海の温泉に行く夢
・家族全員で国内旅行に行く夢
写真は、約半年前にベッドの上で書いた夢です。これ本当です。半年後に叶うなんて夢にも思わなかった。でも叶いました。
そして、今月、また1つドでかい夢が叶おうとしています。
正直、この夢は「一生で叶えられるかどうか…」という夢だったのですが、、、 こんなにも早く叶うかもしれません。
その話は、また次回のキドリハで紹介したいと思います。では、皆さん、今日も元気に行ってらっしゃい。
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