キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

2016年4月16日、新生活126日目。(事故から1年と12日目) 2016年04月16日 18時30分09秒

vol.66キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第2章~

 

 

 

昨日は、新人時代から約4年間、ゼロから育ててもらった営業チームの皆さんにリハビリ留学に向けて壮行会を開いていただきました。

 

 

業務に追われた日々、失敗を繰り返した苦い思い出の数々、叱責の嵐、そして達成感…喜怒哀楽の全てが詰まった経験であり、、、間違いなく今の自分の原点です。

 

 

 

去年の今頃、事故してすぐの頃、集中治療室にいた頃。

 

 

 

面会時間が終わってから就寝時間まで、毎晩のように「絶対歩ける。絶対歩ける。でもマジで歩けなかったらどうしよう…」考え出すと不安で不安で、仕方なかった。

 

 

 

寝たきりで、自分で拭くことすらできず、涙が止まらなかった日もありました…あの時はホンマにしんどかったなぁ。

 

 

 

でも、「病院が消灯時間の今も会社ではみんな頑張ってる。俺も負けたらアカン。」って、そう強く思わせてくれました。

 

 

 

首を動かせないので、仰向けのまま間接視野で見える心電図のモニターがパソコン画面に見えてきて、「みんなは今日も頑張ってるねんぞ。いつまでも寝てる場合じゃないっ。」って思うコトもありました。

 

 

かつて自分が担当していたブランド、また営業チーム内で担当しているブランドのCMを見るたびに、「(オンエアにたどり着くまで)大変な状況が何度もあったんやろうな。

 

 

そんな状況に比べれば、リハビリしてるだけで褒められる自分の今の状況は、なんてありがたい毎日なんや。」都度、自分を鼓舞するコトができました。

 

 

CMって、こんな風に人を励ましてくれるモノなんやなって、実感できたのも怪我のおかげだと思います。

 

 

人って、辛い状況・苦しい状況の時、辛く苦しい状況を何とか乗り越えた経験を思い出すもんです。
「あの時もあんなに辛かったけど、それでも自分は乗り越えてこれたんだから、今度も絶対大丈夫。」
そう思わせてくれる経験、それが、営業チームでの経験です。

 

 

そんな経験を僕に与えてくれた営業チームの仲間は、僕の財産です。

 

 

その仲間が、今度もまたリハビリ留学を応援してくれている。その期待を裏切るような、恥ずかしいリハビリはできません。

 

「歩いて帰って来ます。」

 

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決意を新たに。出発まであと4日、最高の準備をしたいと思います。

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