キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

Vol.20 キドリハ通信～ほしがりません立つまでは第4章～

皆さん

こんばんは。
今、東京の自宅へ帰ってきました！

往路のフライトよりも、帰路の方が、断然疲れずに帰ってきました。
やっぱり、行きの方が、一人で旅をするという見えない不安があったのかなぁと。

そう考えると、また一つ、新たなチャレンジが終わって、
次、どこか一人で旅をする時は、前よりも断然余裕になっているんかなぁと。

人生は、そんな新しい変化と、継続の繰り返しで成長していくんだと思います。

子どもの頃、嘉門達夫の替え歌メドレーにハマッていた時に、

「旅行から帰ってくると、いつも母親は『やっぱり家が一番ね』と言う。
…ほな初めから、旅行に行くな～」というフレーズが好きだったんですけど、

今は、まさにそんな気分です。

すごく充実感もあるけど、
やっぱり家に帰ってきた瞬間は、「やっぱり家が一番や～」ってホッとしてる自分がいる。

でも、もしかしたら、旅の目的の一つは、それを感じることにあるのかもしれません。

旅に出ることで、普段気づかない、普段の生活や家に帰ることの価値を気づかせてくれるのかもしれません。
そしてまた、何気ない毎日がまた、新しいことへのチャレンジに対する欲求を高めてくれる。

考えてみると、人生、その繰り返しやな、と。

そんな思い出を、残しておきたくて、このブログも電車でＰＣ開いて打ってました。
携帯もパクられたし、もう、スペインじゃ電車の中でＰＣ開くなんてこわくてできない。笑

そう考えると、「日本って、平和なんだな。」って改めて実感する。
スペインも良いけど、日本も良いな、って、よく分かる。
外に出たからこそ、実感できることも多いです。

「人生チャラの法則」って、中学校の時の先生が教えてくれました。
辛い時もある。でも、嬉しい時も必ずやってくる。
大変な時もある。ラクしたい時もある。

長い人生で、必ず良いことも、悪いこともチャラになる。
そんな意味やと思いますが。ってことは、何も変化が無くてもチャラ。

でも、平凡な生活でも良いけど、その人生の振れ幅が大きいほど、
その人生を人に話したくなるような気がする。

個人的には、そんな人生を生きてみたい。
そう考えた時、車いすは格好のアイテムな気がする。

たぶん、一人でスペインに行った人は結構いるけど、
車いすで、一人でスペインに行った人はそんなに多くないと思う。

スペインで携帯をパクられた人は結構いるけど、
車いすで携帯をパクられた人はそんなにいない気がするし、
増してや坂道を上ってその相手を車いすで追いかけた人はさらに少ない気がする。

まあ、追いつくわけもなかったけど。笑

今回、スペインで得た経験はとてつもなく大きいと感じます。
今後も、具体的な経験を通して発信していきたいと思う、今日この頃、ヘトヘトの帰り道でした。

では、また！

ちなみに、携帯なかったので、写真はありません！