キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
In Spain 2日目!! 2017年2月22日(事故から1年と324日目) 2017年02月22日 14時27分09秒
Vol.15 キドリハ通信~ほしがりません立つまでは第4章~
皆さん、おはようございます。
なぜか、3時間半くらいしか寝ていないのに、
早朝に目が覚めてしまいました。木戸です。
スペインにきて興奮しているのかもしれません。が、たぶん、ただの時差ボケです。笑
さて、今日は、2つほど話があります。
一つ目は、スペインに来て、困っていることを話します。
スペインでの生活は、ホテルをはじめ極めて順調ですが、唯一、脚のむくみがなかなか引きません。日本からの移動は合計すると約24時間。
こんな感じです。
飛行機の中では、できる限り脚を座席の上に上げるなど、工夫はしましたが、
やはり24時間座ったままだと、なかなか脚はむくみます。
解決方法として、こまめに脚を上げてストレッチしています。
スペイン滞在期間のリハビリは、
・ベッド上でのストレッチと
・ベッド上での筋トレ
がメインになりますが、例えば、1日で1回ストレッチするのではなく、少しずつの時間でも、こまめにストレッチの時間を入れるように心がけています。
「予定と予定の間でホテルに戻った時には、都度ベッド上でストレッチする」とか、
「ホテルロビーで人と待ち合わせしている時は、ロビーのソファーにトランス(移乗)して長座位姿勢をとる」とか、
できるだけ脚を上に上げる姿勢をとるよう心がけています。
そして、ブログを書いている今も、写真のように椅子に脚を上げて、作業をしています。
(下にタオルを敷いて、褥瘡防止を心がけています)
話したいことの2つ目。昨日、電車(地下鉄)に乗ってきました!
僕が訪れている地方は、スペインの北にある、バスクという地方です。
バスクの中の最も大きな都市のひとつ、ビルバオというところです。
バスク地方は、スペインの中でも経済が安定していて、ザックリ言うと、比較的「裕福な町」です。
なんでそんな話をするかは、後で説明しますが・・・
ビルバオ市街の地下鉄は、かなりバリアフリー、ユニバーサル化が整っている、という印象を受けました。
・駅までの動線は必ずエレベータがあります
・駅のホームと電車の段差はほとんどありません
座席の様子の写真も追加しておきます
そして、僕が一番、興味があったソフト面のユニバーサル(心のバリアフリー)については、
オーストラリアと比べると・・・
(観光地である)ゴールドコーストほどフレンドリーではなく、
(都会である)シドニーほど無関心ではない。二つの都市の中間くらいのイメージかな?と感じました。
良く言えば「自然」で、日本でたまに感じる「やりすぎ感」は全くありません。
エレベータや電車内にも、”優先”エレベータの文字も、”優先”スペースの表示もありませんが、
もちろんエレベータや電車では車いすの僕を気遣って、先に乗るよう促してくれます。
とりあえず、スペイン・ビルバオでの電車デビューは好印象でしたが、
スペインという国は、人種こそ変わりませんが、各地方の”自国感”が強いと聞きます。
スペイン北部の人たちと、南部の人たちがそれぞれに「別の国」だと思っている、と言っても過言ではない、という話を聞いたことがあります。
だからこそ、
国内サッカーリーグのイチ試合であるにも関わらず、あれだけの人が熱狂できる(例えは良くないですが、まるで戦争のような熱狂になります)んだと思います。
日本で言うと、関西人と関東人が、お互いのことを「アソコは別の国だ」と思っているようなもんでしょうか。
いくら、阪神ファンと巨人ファンが仲が悪くても、さすがに別の国とは思ってはいないとは思いますが、笑
それくらい、スペインでは、地域が変わると人々の文化や考え方も変わってきます。
なので、一概にビルバオの町だけでスペインを語ることはできませんが、
だからこそ、色んなエリアを、公共交通機関で移動してみたいと思っています!
今日は、バスを使って、大好きな街、サン・セバスティアンに行ってくる予定です。
また、新たな発見が待っていそうです。
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