キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
「人生は敗者復活戦~ポジティブに仕返しする意識~」~キドリハ通信第7章3話~(事故から8年と5か月) 2023年09月21日 14時11分16秒
皆さんこんにちは。
今、Baseでブログを書いています。
今年、2月から開始した事業で、
就労継続支援B型事業所Base(ベース)を開始しました。
ざっくり言うと、障がいのある方が、就労するためのトレーニングする施設です。
就労支援B型事業所(就B)を始めた理由や、事業の面白さと難しさは、また今度、別の機会にブログで紹介します。
今日は、タイトルにあるように、「敗者復活戦」というテーマで、ブログを書いてみます。
と、言うのも、Baseの利用者さんと、”好きな言葉は何か”という話で、高校野球好きの利用者さんが好きな名言が、
『人生は、敗者復活戦。』という仙台育英の監督が語った言葉でした。
第104回全国高等学校野球選手権大会 優勝インタビュー時の、須江 航監督の言葉だそうです。
「人生は勝てることなんてほとんどなくて、だいたい負けです。野球を続ける子も続けない子も、それぞれの人生が続いていきます。この負けを敗者復活戦のエネルギーにして、人生に臨んでほしい」というメッセージを込めた言葉のようです。
要するに、人生、うまくいくことばかりではない。
負けたり、失敗してからが本当の勝負だ、という意味ですね。
僕も、色んなチャレンジをしています。
「どんどんカタチにできててすごいね」と言われることも多いですが、そんなことありません。
チャレンジの数が多いだけで、打率は高くないです。
感覚としては、3割くらいでしょうか。
ちなみに、余談ですが、夫婦の夢ノートには、まだ叶っていない夢が50個以上あるので、
人生、夢半ばです。(笑)
例えば、最近やぶれた夢、諦めた夢でいうと、こんなものがあります。
みんなの夢アワード09のプレゼンで負けました。
http://www.yumeaward.org/2019/
⇒事業プレゼンのファイナリストまでいきましたが、グランプリは取れませんでした。
チェアスキーでパラリンピックに出場するという夢。
コチラも、夢半ばで諦めました。
完全な、実力不足が1番の原因でしたが、
せっかく4年ほどやって諦めるのも嫌でしたが、、、自分の夢と、家族の時間とを天秤にかけて、
これ以上続けられないな、と思って諦めました。
負けた時、諦める時、くやしすぎて、すぐには次に切り替えられません。
かと言って、言い訳し続けるのも嫌です。
そんな時、いつも心がけているのが、
どうすれば「ポジティブに仕返しできるか。」という考え方でいます。
人間、怒りやくやしさが一番エネルギーに変わります。
ですから、できるだけ、くやしい気持ちを引きずっていく気持ちは持ちは大切に。
次への原動力になるし、仕返ししなきゃいけないほど負けたことは反省して次に生かしたいからこそ、
あえてネガティブな「仕返し」という言葉を使います。
ただ、仕返しと聞くと、誰かを攻撃したり、
誰かの足を引っ張ったりするの?と思われそうですが、それは絶対にしません。
あくまでも、自分との勝負です。
後ろ向きでは人生楽しくないので、相手の足を引っ張る以外の方法で、仕返しするにはどうすれば良いか?
いつも考える癖がついてます。
例えば、夢アワードの事業プレゼン大会で言うと、
「夢アワードではグランプリとれなかったけど、”人生のグランプリ”をとろう。」
と思って、実際に、直後のブログで「人生のグランプリ目指します」と投稿したの覚えてます。
今でも須磨UBPの事業は継続、発展させています。
たまに、夢アワードファイナリストメンバーには負けないぞ。
俺が一番成長させるぞ、と思い返すようにしてます。
チェアスキーでパラリンピック出場の夢は敗れましたが、
その代わり、素人の僕が、アジアカップ3位になった笑い話経験を講演などで話しまくって、
なんとかチェアスキーの経験で、人生のもとをとるかを考えて生きています。(小さい抵抗(笑))
あとは、チェアスキーでの競技生活の中で、パラリンピック金メダリストのトップアスリートと時間を過ごした経験は、
間違いなく、自分の人生に生かされると確信しています。
皆さん、気づいたかもしれませんが、
結局は、負けた経験に対して、強がって、合理化して言い訳してるだけかもしれません。
でも、負けた経験を笑える日がくるとしたら、時間がたった後に、
「あの失敗があったから成長できた」と思える未来をつくるしかないと思ってます。
だから、負けたときに、どう立ち直るかは非常に大切です。
後悔して、怒りとともに立ち上がり、前向きに生きていく。
それが、僕なりの、「ポジティブに仕返しする。」生き方です。
人生は、敗者復活戦。
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