キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
歩けなくなって7周年。今、思うこと。~キドリハ通信第7章3話~(事故から7年と378日目) 2022年04月17日 15時05分18秒
先日、キッザニアに行きました。
写真は、三井住友銀行(キッザニア内)で口座開設する太陽を、
(大人立ち入り禁止で退室させられた)じいじが、見守る写真を、
その後ろから黙って撮影した写真です。笑
3歳の息子、太陽と、オヤジと。
平日の午後に、太陽は、幼稚園が休みで、
オヤジは最近定年退職をして、
僕は、少し仕事を調整して、親子、男、3代で。
2022年4月4日。
先日、交通事故から7周年になりました。
記念すべきことではないけど、こう書くと、
やはり節目に感じるので、7周年。
ただ、いつもと違うのは、今年は、4月4日当日に何もブログを書きませんでした。
多分、周年の日に書けなかったのは7回目にして初めてだと思います。
思い出していなかったわけではないのですが、
どうしても終わらせなければいけない仕事が重なっていて、
書こうかな、と思ったけど、結局書けずに終わりました。
決して、ケガの記憶や、再歩行の目標が薄まったということではありません。
でも、書けなかったことをすごく、前向きに捉えています。
と、言うのも、
書けなかったのは、それだけ仕事をいただけている、ということであって。
仕事をいただけているというのは、それだけ世の中や、誰かに求められているのかな、と思うようにしてます。多少無理矢理ですが。苦笑
1年目より2年目、2年目よりも3年目、、、
7年目の自分が、事故(後?)史上最高にニーズが高まった。
そう考えると、自分の成長を感じられます。
話は変わりますが、昨日は、
須磨ユニバーサルビーチプロジェクトで始めた新たなチャレンジ、
ファームプロジェクトで農作業をしていました。
色んな世代、色んな立場の人が集まり、会話し、その中でつくる空気感が、
非常に安心でき、楽しい時間と空間です。
でも、須磨UBPの活動には、最近、あまり顔を出していない(出せていない)人がちらほらいます。
最近会っていない人たちは、みんな、自分のチャレンジを始めた人たちです。
自分で団体を立ち上げたり、プロジェクトの発起人になり、取り組んでいます。
中には、須磨UBPで出会った仲間どおしで活動を始めた人たちもいます。
そういう話を聞くと、とても人生が豊かな気分になった気がします。
今年は、NPOを始めて5年目。
今年は、自分たちのチャレンジに加えて、周りの人のチャレンジを応援する年と位置付けています。
少し余談ですが、チャレンジするためには、安心できる場所が必要なんだ、
そう強く感じます。
僕自身も、今後、もっとチャレンジするために、世界に飛び出すために、
神戸に自宅を建てました。
矛盾しているようですが、
チャレンジに安心は必須です。
須磨UBPが、チャレンジに踏み出すための足場になれているとしたら、
これ以上の喜びはありません。
いつも思うことですが、、、
事故前の人生はもちろん充実していました。
7年前の僕は、会社の仕事が楽しくて。
忙しさに、不安やプレッシャーもありながら、
今後の成長に期待していたと思います。
7年後の僕が、子どもと住んで、家族と住んで、親子孫3代でキッザニアに行っているとは夢にも思いませんでしたが、
改めて考えると、キッザニアでの時間は夢のような時間と言えるかもしれません。
前述のように、仕事の環境も変わったけど、
それと同じくらい、プライベート、家族との人生も大きく変わった7年でした。
仕事を調整して、家族と出かける。
一概には比べられないけど、
事故後の7年を経て、事故前に負けないくらい、
素敵な人生になっていると感じます。
「事故のせいで・・・」ではなくて、
「事故のおかげで・・・」と言える人生にしよう。
事故後の夫婦の約束です。
よーし、明日からも、8年目も、頑張ろう。
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