キドリハ通信 KIDOREHA BLOG

2015年12月22日、新生活11日目。(事故から264日目。) 2015年12月22日 21時13分49秒

みなさんおはようございます。
この週末は、初めて結婚式に出るなど週末を過ごす中で多くの発見がありました。
その発見を今週のキドリハで配信していきたいと思います。
今日は、最も重い脊損アルアルの話を紹介したいと思います。
それは、失禁リスクの話。
(今日はリアルな失禁話ですので、食事中の方はいつも以上に気をつけてください。)
日曜日の夜、また神龍(シェンロン)が登場しました。
「下町ロケット」最終回を見ながら、最近夫婦の間で失禁のことを「お通じロケット」と呼ぶのが流行ってるので、
「今日も『お通じロケット』発射しなかったね~笑」
なんてバカ話をしていました。笑
とまあ、ココまでは笑える話。
でも、その後失禁して全く笑えなくなりました。
やっぱり久々の失禁はショックでした。
悲壮感と絶望感漂う僕に「大丈夫大丈夫!」と声をかけながら処理を手伝ってくれる奥さんを見ながら、
情けなくて虚しくて有難くて…複雑な感情に謝るしかなく、久々に凹みました。
実は、以前、退院直前にシェンロンが登場したと笑い話をした時、
同じように凹む僕の前でトイレの便器から漏れたお通じを看護師さんが素早く処理してくれました。
今回も退院して初めての失禁、やっぱり凹みます。
でも、「辛いことも、笑いに逃げずに正直に発信すべき。」という奥さんの助言もあって、
キチンと紹介しようと思います。
やはり、僕には脚の完全麻痺だけでなく、
直腸障害という、いわゆる肛門括約筋が利かずいつ何時失禁してしまうかもしれないというリスクがつきまといます。
一昨日も、いつも通り夜の排便を済ませて、結構出たな、もう止まったかな、、、
と思っていたら、その後に失禁…
周りの脊損先輩方に聞いたところによると、大きな排便の波の前には人によって様々な兆候があります。
発汗や腹痛など、その人によって信号は異なり、その度合いも様々です。僕の場合顕著な兆候はありません。
過去2回のシェンロン登場前には、
しっかり固まった便がまとまって出たあと、それでもなお腹痛が残っているケースがここ2回の兆候です。
今後も、そういった傾向を読み取って、対策を講じていかないといけません。
「新しい挑戦をすると、次から次へと大変なことが起こるけど、オレはそれを「教材」とよんでいる」
by高橋歩
この、障害という名の教材はなかなか手に入りません。苦笑
そしてなかなか難解な教材です。
それを乗り越えた経験談や解決策を、新たな教材として今後発信していけることを目指します。
今日は退院後初めての通院日、今日も張り切っていきましょう。
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