キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
2015年7月16日、入院46日目。 2015年07月16日 17時02分47秒
自分史上最高記録を更新しました。
その後も、38度~40度をいったりきたり…。
ようやく昨日の午後から解熱剤なしで37度台まで下がってきました。
大人になっての40度超えは結構しんどいです。
しかも、動かない脚が発熱すると熱いこと熱いこと。感覚ないのに重たい、だる~い感じは全身に流れている、最悪の事態でした。
尿路感染とは、僕は普段、自己導尿というやり方で、4時間に1回自分でカテーテル(管)を尿道に差し込んで尿を出しているのですが、その処置を繰り返す過程で菌が繁殖し、その菌をやっつけるために高温に発熱します。
または、自己導尿によって出し切れなかった尿、残尿が膀胱に溜まり、その中で菌が繁殖して発熱します。なかなか皆さん実感はわかないと思いますが、脊損患者にはよく起こる、脊損アルアルみたいな感じです。
そのうち、レイザーラモンRGがネタにしてるかもしれませんね。
「脊損アルアル言いたい~」。
…また、血液検査の結果で、白血球の量が通常時の倍以上の数値になっていて、相当菌の力が強い?状態が悪い?とのことで、4日間抗生剤を投与し続け、点滴をつながれてました。
この発熱から回復するためには、抗生剤の力を借りつつ、とにかく水分を摂ることが重要なようです。点滴の目的も、体内の水分を入れ替えること。炎症している菌を膀胱、じん臓から洗い流して追い出すイメージです。
脊損患者によっては、点滴を使わずにひたすら水を飲んでとにかく体の水分を入れ替えれば治ると語る人もいるくらいです。
40度超えの熱が出ているときは、「コレほんまに死なへんのかな?」と相当心配になりました。しかし、医者、看護師さんみんなが口を揃えて
「自己導尿している脊損患者みんなが一度は通る道ですね。」
むしろ経験しないと一人前じゃないみたいな言い方をするので、僕も
「ですよね~。」
苦笑いで答えるくらいしかできませんでした。
でも流石にそれが4日間ほど続き、食事もろくにとれない状態が続いたので、昨日はほぼ無気力状態でしたね。
病院食で餃子定食、初めて見ました。さすが分かってるなぁと感激しながら、気付いたときにはカメラのシャッターを押していました。写真はその時のものです。もちろん完食しました。今日の最後は、僕の大好きな言葉で締めたいと思います。
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