キドリハ通信 KIDOREHA BLOG
2017年3月14日 (事故から1年と354日目) 2017年03月14日 08時14分52秒
Vol.22 キドリハ通信~ほしがりません立つまでは第4章~
おはようございます。
昨晩から、仕事で神戸に来ています。
木戸です。
実家から三ノ宮に出るのに、子供の頃から乗っていた神戸電鉄(通称シンテツ)を利用するのですが、
年末年始や、最近はボランティア活動でも、週末を利用して、神戸に帰るたびにシンテツを利用するコトも多く、
最寄駅の駅員さんとは、もう顔なじみになっています。
いつも、
「乗降時、手伝いましょうか?」とか、
「今日は行き先どこ?降りる駅にも連絡しておいて良いですか?」と、
聞いてもらうのですが、
「いや、自分でできるので大丈夫です。笑」
と、ことごとく断っているので、駅員さんはいつも苦笑いしながら心配そうです。笑
でも、今日は、パスモのエラーで改札がうまく入れず、駅員さんのチカラを借りたので、そのまま、電車に乗るのも手伝ってもらいました。
凄く、安心した様子で手伝ってくれて、
なんて無い朝だけど、それだけでとてもステキな気分です。
シンテツの駅員さんは、目的地の駅の情報を聞いた場合、エレベータの有り無し、駅周辺のバリアフリー事情、もっと言うと、近隣の学校までのアクセスまでも教えてくれます。
「あの小学校行くには、結構な坂があるよ。大丈夫?」みたいな。
東京でも、毎日のように動き回っていると、場所や駅によっても全然対応が違います。いや、場所というより、人の単位で対応は全然違います。
例えば、新宿や浅草のように、観光客が極めて多い駅なんかは、駅やその周辺の人たちに車椅子でのアクセスが周知されているなと感じます。
先日、驚いたんですが、浅草に行った際に、地下鉄を降りて地上に出て、トイレに行きたかったんです。
でも、駅構内の動線上に広いトイレは無かったので、何と無く、トイレがありそうな、大きなビルのカラオケ・シダックスでトイレが有るか無いか聞いたんです。
恐らく、店の方はバイトの人?だったと思うんですが、、、
「ココには無いんですよ。でも、店を出てコッチの方角に区の観光センターがあるので、この時間ならまだ入れると思うので、そこに行ってみたらどうですか?」と案内してくれたんです。
結局、凄く近くに観光センターがあり、その時は普段より次の予定に対して時間に余裕が無かったんですが、時間もロスせず、トイレを済ませて約束の時間にも間に合いました。
いつも思いますが、世の中のバリアは人と人のコミュニケーションの中にあると思います。
恐らく、シンテツは、お世辞にもバリアフリー、ユニバーサル環境が整っているとは言えませんし、少なくとも、東京の交通機関と比べるとエレベータの設置率も劇的に低いと思いますが、心のバリア、総合的な不便さを感じたコトはありません。
2020年に向けて、ハード面のバリアフリー・ユニバーサルを考えると同時に、心の部分で、よりユニバーサル環境が整っていくと良いなぁ、そのためにも、情報発信を続けていきたいと思っています。
では、今日はこの辺で。
仕事に行ってきます。
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